細かく改良が施されて現在に至る
2015年9月に一部改良を実施。リアサスペンションとブッシュの変更を行うとともに、ブレーキキャリパーのロゴをレクサスからFに変更。外観では、4連エキゾーストディフューザーの意匠を変更している。
そして2016年8月に一部改良では、標準装着されるアルミホイールのデザインを7本スポークへと変更。
走行面では、Fモデル専用に開発された「NAVI・AI-AVS」を標準装備とした。
2017年11月の一部改良では安全装備を充実させ、2018年2月には特別仕様車の「F 10th Anniversary」を35台で発売。
専用のマットマーキュリーグレーマイカというボディカラーの採用をはじえ、CFRP製のエアロパーツを採用し軽量化を実現させている。
そして2019年5月にはマイナーチェンジを実施。内外装の変更とともに、5L、V8エンジンの最高出力は481psへ向上。車両重量の軽量化や新開発のタイヤの装着によって走行性能が向上している。
さらに、高性能バージョンのパフォーマンスパッケージを設定し、外装部品にCFRPを惜しみなく採用され、約70kgの軽量化を実現している。
GS Fは世界基準のプレミアムスポーツセダン
いっぽうのミドルセダンのGSをベースとしたGS Fは2015年11月に登場。
「日常からサーキットまで誰もがシームレスに走りを楽しめる」というFモデルのフィロソフィーを幅広く展開するため、より実用性の高い4ドアセダンにFを設定し、レクサスブランドのエモーショナルイメージの強化を目指した。
ボディはレーザー溶接やスポット打点増し打ちに加えて、高剛性ガラス接着剤、レーザースクリューウェルディングなどレクサス最新のボディ技術を導入。
さらにフロントブレース、リアボディブレースの剛性向上などによってサーキット走行に対応した高いボディ剛性を実現している。
さらにボディの床下にはフラットな整流面をもつエンジンアンダーカバーを採用し、空気の流れを積極的に利用することで優れた操縦安定性を確保している。
搭載するパワートレインはRC Fと同じ5L、V8自然吸気エンジン+8速スポーツダイレクトシフトを採用。
ブレーキにはフロント6ピストン、リア4ピストンのアルミ製のモノブロックキャリパーを搭載する。
走行状態に応じて、後輪左右の駆動力を最適に制御し、コーナリング時に理想的な車両挙動を実現する、駆動力制御システムTVDを標準装備するなど街乗りからサーキット走行までどんなシーンでも優れた走行性能を発揮する。
GS Fは2020年8月で生産中止となる
2015年に販売開始してからも改良が加えられ、2016年9月の一部改良では、Fモデル専用に開発された「NAVI・AI-AVS」を標準装備し、優れた操縦安定性とフラット名乗り心地を両立。
また、ドライブモードセレクトにカスタマイズモードを新たに設定し、パワートレイン、シャシー、エアコンなどの各制御をドライバーの好みで選べるようになった。
2017年8月の一部改良では、運転支援システム「レクサスセーフティシステムプラス」の機能を拡充。
そして2018年2月には特別仕様車「F 10th Anniversary」を限定25台で発売。
2018年5月の一部改良では安全装備のブラインドスポットモニターを標準装備し、2019年10月は標準装着のアルミホイールがマットブラック塗装になったのをはじめ、ドアミラーとBピラーガーニッシュをブラック塗装。
そしてブレンボ製のブレーキキャリパーはオレンジ塗装へと変更されている。それでは、RC FそしてGS Fの最新の中古車事情を見てみよう。
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