値上がり傾向のRC Fに対し値下がり傾向のGS F
まずは流通台数から。
RC Fの中古車の流通台数は約58台、3カ月前の2020年4月の時点では約87台だったので、大幅に減少している。
いっぽうのGS Fの中古車の流通台数は約28台とかなり少なめだが、3月前の時点では約20台だったので増加傾向となっている。
続いては、中古車の平均走行距離と平均価格の推移だ。
RC Fは3カ月前の平均走行距離が、約3.1万kmで、今月も横這いで推移しているが、平均価格は3カ月前の約510万円から現在は約545万円と大幅に値上がりしている。
いっぽうのGS Fは3カ月前の平均走行距離が約1.9万kmだったが、今月は約2.9万kmまで延びている。
この動きにリンクして、平均価格は3カ月前の約728万円から、今月は約710万円へと値落ちしており、値動きがハッキリとわかれた。
新車価格の半額以下のモデルはRC FでGS Fは今が狙い目
RC Fの中古車の価格帯は約398万~約1399万円と最安値と最高値では1000万円という価格差となっている。
ちなみに最高値は限定35台の特別仕様車「F 10th Anniversary」だ。
グレード構成は標準車が約68%を占めており、カーボンエクステリアパッケージは約16台、パフォーマンスパッケージは2台そして特別仕様車「F 10th Anniversary」は1台となっている。
いっぽうのGS Fの中古車の価格帯は約450万~約1600万円となっており、最安値と最高値の価格差はRC Fを凌ぐ約1150万円差となっている。
GS Fの最高値を付けた1600万円の中古車も限定25台の特別仕様車「F 10th Anniversary」となっている。
グレード構成は特別仕様車のF 10th Anniversaryは1台だけで、そのほかは標準車となっている。
流通台数は減少傾向となっているが、新車時価格1000万円の半額程度で手に入れられるモデルが圧倒的に多いのはRC Fで、標準車に加えてアグレッシブな外観のカーボンエクステリアパッケージも圏内だ。
しかし、GS Fはベース車のGSの生産終了がすでにアナウンスされており、元々台数が少ない。今後は値上がり傾向となる可能性は高いので、相場が落ち着いているGS Fを狙っていくのがベターなタイミングと言える。
【画像ギャラリー】両方合わせてもわずか60台しか存在しないマットカラーを纏ったレクサスGS F&RC Fの特別限定車のF 10th Anniversary!!
コメント
コメントの使い方