不安だらけのGo Toトラベルキャンペーン 高速道路利用の旅行は適用される?

『Go Toトラベルキャンペーン』への不安は尽きない

残念ながら2020年7月末の時点で、高速道路周遊パスを使ったプランは『Go Toトラベルキャンペーン』の対象外となっているが、9月頃開始予定
残念ながら2020年7月末の時点で、高速道路周遊パスを使ったプランは『Go Toトラベルキャンペーン』の対象外となっているが、9月頃開始予定

 この高速道路周遊パスだが、残念ながら2020年7月29日の段階では、NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本ともホームページに、『Go Toトラベルキャンペーン』の適用外と明記されている。

 しかし、現在は適用外だが、9月頃の開催を目指していることも併記されている。各高速道路では、魅力的なプランを考案中のことだから楽しみに待ちたい。9月からは地域共通クーポンももらえるのでお得感は増す。

 あと、高速道路利用の場合、『Go Toトラベルキャンペーン』は日帰りのみが対象となっている件についても、宿泊商品券付きドライブプランの宿泊商品券を対象施設での宿泊に使用した場合などについても、関係省庁、事務局に確認中とのことなので、8月中には詳細が発表されると思われる。

11月に愛知・岐阜を舞台に開催予定のラリージャパン。開催されるか未定ながら、開催されれば『Go Toトラベルキャンペーン』を活用したいところだ
11月に愛知・岐阜を舞台に開催予定のラリージャパン。開催されるか未定ながら、開催されれば『Go Toトラベルキャンペーン』を活用したいところだ

 とはいえ、『Go Toトラベルキャンペーン』開始後も新型コロナ感染者数は日に日に増えている状況で、一朝一夕に感染状況が改善するのは不可能に近いだろう。

 新型コロナと共生し経済を回す、というのは当然だが、『Go Toトラベルキャンペーン』がこのままスムーズにいくか心配でもある。

 そもそもこの『Go Toトラベルキャンペーン』、感染が拡大している東京はキャンペーン自体から除外されているし、さらに感染拡大にともなって除外区域は(大阪や愛知、首都圏他地域に)広がる可能性も報道されている。

 その場合、実施したとして果たしてどれほどの効果は出るのか。

 旅行観光業に従事する皆さんのことを考えると、(他の交通手段よりも比較的安全な)自家用車でのドライブはぜひ推奨したいところではあるが、いかんせんこのご時世では「今はステイホーム」という機運が高まる可能性も強い。

 観光地での人口過密地域ナンバーへの風当たりも、再び強くなるかもしれない。

 再び緊急事態宣言が発令されなくても、不安は尽きない。高速道路を使った対象プランが出てくる9月に取りやめ、とならないことを願うばかりだ。

【画像ギャラリー】誰でも簡単にできる!! 一般道、高速道路を安全かつスムーズに運転するコツを伝授

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