ジムニー、ベンツGクラス…希少価値のある背面タイヤ装着の現行モデル5選

メルセデスベンツGクラス

初代の誕生から40年が経過するGクラスだが、2代目の現行モデルも初代を踏襲しつつ各部がリファインされて古臭さを感じさせない
初代の誕生から40年が経過するGクラスだが、2代目の現行モデルも初代を踏襲しつつ各部がリファインされて古臭さを感じさせない

 Gクラスは初代モデルが1979年にデビューし、現行モデルは2代目となる。しかし、デビューから40年余り経過するものの、基本的なデザインが変わっていない。そのため、今回紹介する5台でも最も武骨な雰囲気を持っている。

 現行モデルは2018年に大幅な改良が施されて、走りの質感の向上、最新安全装備の充実などが図られたこともあり、1000万円を軽く超える高額車にもかかわらず販売絶好調。

 Gクラスの背面タイヤは全車標準装備で、スリーポインテッドスターが描かれたステンレス製のタイヤカバーも標準となっている。かつて背面タイヤを装着するほとんどの日本車がハードタイプのタイヤカバーをオプション設定していたのが懐かしい。

センターにスリーポインテッドスターがあしらわれたステンレス製のタイヤカバーは全車に標準装備。ボディ同色タイプがカッコいい
センターにスリーポインテッドスターがあしらわれたステンレス製のタイヤカバーは全車に標準装備。ボディ同色タイプがカッコいい

 この丸みを帯びたタイヤカバーはボクシーで武骨なエクステリアと対照的だ。ちなみに、タイヤカバーを外すと、ホイール面が裏側、つまりリバースして装着されている。

ランドローバーディフェンダー

 メルセデスベンツGクラスを凌駕するほどの武骨でタフなSUVとしてマニアから絶大な支持を受けていたディフェンダーの最新モデルが2020年から正式販売を開始。

 先行販売モデルとしてローンチエディション、スタートアップエディションの予約を受け付けたがすぐに完売するほどの人気モデルとなっている。

武骨なハコといったデザインだった旧型から一転してスクエアだが丸みを帯びたデザインによって洗練された新型ディフェンダー。すでに日本で大人気となっている
武骨なハコといったデザインだった旧型から一転してスクエアだが丸みを帯びたデザインによって洗練された新型ディフェンダー。すでに日本で大人気となっている

 最新のディフェンダーはタフなイメージは踏襲しつつも、エクステリアデザインは大きく洗練されたものになった。それでもスタイリッシュなSUVを多くラインナップするランドローバーとしては特異なデザインであることは間違いない。

 エクステリアはずいぶんと洗練されたディフェンダーだが、タフなキャラクターを踏襲していることもあり、背面タイヤは全車に標準で装着されている。

 標準タイヤサイズのほかに、18、19、20インチのタイヤがオプション設定されていて、それに合わせて背面タイヤのサイズも選べるようになっている。

 基本はタイヤむき出し状態での装着だが、パックオプションを選択することで、ハードタイプのタイヤカバーを装着することもできる。

背面タイヤは全モデルに標準装備される。ハードタイプのタイヤカバーはパックオプションを選ぶことで装着可能。オフロード性能の高さは相変わらず
背面タイヤは全モデルに標準装備される。ハードタイプのタイヤカバーはパックオプションを選ぶことで装着可能。オフロード性能の高さは相変わらず

【画像ギャラリー】かつては一世風靡してクロカン以外にも!! すでに絶版となっている背面タイヤを背負った日本車厳選10台

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