パワートレインの主役は直6に
パワートレインは、復活を遂げた直列6気筒のガソリンとクリーンディーゼルエンジン車からラインアップをスタート。
これらには、9速ATが組み合わされる。さらに48Vマイルドハイブリッド仕様のV8エンジンも投入の準備が進められ、来年には、約100kmのEVモード走行が可能なプラグインハイブリッドもラインアップに加わる予定だ。
さらに新型Sクラスのトピックスとしては、オプションでリアアクスルステアリング(4WS)を用意したこと。
パーキングに駐車する際などの低速走行時は最大角度10度、逆位相に操舵される機能のおかげで、4WS機能がない場合と比較すると、最小回転直径が約2m小さい10.9mという小回り性能を実現したという。
このリアアクスルステアリングは、低速時だけでなく、高速走行時にも作動し、前輪と同位相に最大4度操舵され、操縦安定性を高めているという。
ドイツでは年内より販売開始に
フラッグシップサルーンに相応しい新機能満載の新型Sクラスは、ドイツでは2020年9月中旬より、オーダー受付が開始されるが、各ディーラーの販売開始は、2020年12月からとなる。
現時点では、日本導入のタイミングは未定だが、2021年初夏までには、その姿を目にすることができるだろう。
気になる価格は前モデルの登場時と同じく、50万~100万円ほどアップすると予想。スタート価格は1200万円からになるだろう。
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