2Lハイブリッドのe-BOXER
新たに追加されたe-BOXERは、すでにフォレスターやXVに搭載されているパワートレインと同じもので、145ps/19.2kgmの2Lエンジンと、13.6kgm/6.6kgmのスペックについては変更はなし。
気になる燃費だが、2.0e-Lアイサイト、アドバンスともにJC08モードは19.2km/L。今回からインプレッサシリーズに新設されたWLTCモードは、15.2km/L、市街地モードは11.7km/L、郊外モードは15.7km/L、高速モードは17.0km/L。
エクステリアは質感の高いグレーメタリックをアクセントを使い、エクステリアデザインをコーディネイト。
具体的には専用のグレーメタリック加飾付きのフロントグリルをはじめ、メッキ&グレーメタリック塗装のフォグランプカバー&インテークカバー、グレーメタリック塗装の電動格納式リモコンドアミラー、グレーメタリック塗装のルーフスポイラー、ダークグレー塗装の17インチアルミホイールが主な専用装備となっている。
インテリア(アドバンス)は落ち着いた色合いのネイビーとライトグレー、シルバーを用いたハイコントラストな色合いで、シルバーステッチ入りの本革ステアリングや本革シフトノブを採用するなど、e-BOXER最上級グレードに相応しい先進性と上質さを表現している。
価格は2.0e-Lアイサイト(AWD)が256万3000円、アドバンス(AWD)が278万3000円。
待望のSTIスポーツがインプレッサに追加!
発売5年目にして、ようやくスバリストお待ちかねのSTIスポーツがインプレッサに追加された。
すでにレヴォーグ(先代)やWRX S4にラインナップされ、高評価を受けている、最上級のスポーツグレードだ。
パワートレインはFB20型2L、水平対向4気筒NAエンジンで、154ps/20.0kgmのスペックはほかの2Lグレードと同じ。
足回りには快適な乗り心地とスポーティな走りを高次元で両立するSTIチューニングのSHOWA性メカ式減衰力ダンパー(周波数応答型ダンパー)をフロントに採用した。
このサスペンションは通常走行時には低い減衰力で車両に伝わる微振動を低減。コーナリングなど車体に大きな入力が加わった場合には高い減衰力でロールを抑制し、タイヤの設置性を向上させている。
エクステリアデザインは各部をブラックパーツで引き締め、上質かつスポーティな世界観を表現。光輝パーツを使うと派手になりがちだが、インプレッサスポーツではあえて光輝パーツを使わず、軽快なイメージに仕上げたという。
専用装備としては、ブラック塗装&加飾のフロントグリルのほか、フロントフォグランプ/インテークはカーボン調+ブラック塗装加飾付きとした。
さらにルーフスポイラーや電動格納式リモコンドアミラーもブラック塗装としている。専用の18インチアルミホイールはダークグレーとなる。
一方、インテリアに目を移すと、質感の異なるダークトーンを効果的に使いわけてインテリア全体を引き締め、スポーティさと上質さを表現。
またレッド/ブラック/グレーのファブリックシートでインプレッサらしい軽快さも演出している。
本革巻きステアリングはブラックラスト塗装ベゼル+レッドステッチ+好感触感革を採用したほか、レッドステッチ&ブラックラスト塗装の本革巻きシフトレバー&ピアノブラック調シフトパネルを採用するなど、インプレッサの最上級スポーツグレードに相応しい内容となっている。
価格はSTIスポーツの2WDが270万6000円、AWDが292万6000円。
e-BOXER、STIスポーツ、両グレードともに、XV、レヴォーグ(先代)では1、2位を争う人気グレードだったので、おそらくインプレッサの販売はグッと伸びるに違いない。
コメント
コメントの使い方