■SGPは未採用だが、その知見からボディを再構築
シャシーについては初代モデルのキャリーオーバーとなるものの、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)の開発から得られたノウハウが取り入れられ、インナーフレーム構造に構造用接着剤を使用してボディを再構築。
初代からフロント横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%と大幅に向上している。ステアリング操作の応答性、旋回時のトラクション性能を高め、「操る愉しさ」を進化させている。
また、ルーフとエンジンフード、フロントフェンダーには軽量アルミ素材を採用。エンジン排気量アップと安全性向上に伴う重量増を抑え込んでいる。
ボディサイズは全長167.9×69.9×51.6インチ(4265×1775×1311mm)、ホイールベース101.4インチ(2576mm)となっており、4240×1775×1320mm、ホイールベース2570mmの初代からほぼ変わらないボディサイズを保っている。
エクステリアデザインは、初代の正常進化版といえるもので、より躍動感を高めたスポーツカーらしいデザイン。
フロントマスクのヘキサゴングリルは低重心を表現し、グリルから始まって後方へ連なる造形で体幹の力強さを感じさせる。
サイドシルスポイラーやWRX系を彷彿とさせるフロントフェンダー後方のエアアウトレット、特徴的なダックテールのリアビューなどはベストカーのスクープCGにきわめて近いデザインだ。
トランスミッションは6MTと6ATが設定されるのも初代と同様。
サスペンション形式もフロントがストラット、リアがダブルウィッシュボーンとなるのも初代を踏襲している。
■AT車にはアイサイトを歴代初導入!
インテリアでは、初代モデルに近い印象ながらシンプルな水平基調のインパネや低いメーターフードで広い視界を確保し、より洗練されたデザインに進化。
メーターには7インチTFT液晶パネルを組み合わせたデジタルメーターを採用し、センターコンソールには8インチ「SUBARU STARLINK」マルティメディアインフォテイメントシステムを採用。
Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応する。
そして新型ではついに先進安全装備のアイサイトを6AT車に標準装備。衝突被害軽減ブレーキと全車速追従機能付きクルコンで快適なドライブをサポートしてくれる。
米国でのグレードはタイヤが215/45R17インチの「Premium」、215/40R18インチの「Limited」と2グレード展開。
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