■電動車種はやっぱり加速度が高いぞ!!
●RAV4 PHV
RAV4 PHVはプラグインハイブリッドというバリバリのエコカーながら、モーターのパワーアップにより輸出仕様の0-100km/h加速は6.0秒とスポーツカー並みである。
ゼロヨンでのスタート時は車内、車外ともに迫力はないものの、0-100km/hは公表値通りの6秒024、ゼロヨンも14秒128と本当に速かった。筆者もコース内でアクセル全開を試してみたが、谷口選手のコメントのようにエンジンの存在感は薄く、モーターによりグイグイというよりはピーンと加速していく印象だった。
個人的にはテスト前から予想はしていたものの、必死にクラッチミートとシフト操作をしたGRヤリスとアクセルを全開にするだけのRAV4 PHVがほぼ同じ速さというのにはちょっと複雑な気持ちになった。
●ホンダe
電気自動車なのでRAV4 PHV同様に迫力はない。しかし1540kgに154馬力というスペックで、86のような2リッターNAのスポーツモデルに近い15秒919というタイムはすごい。
■まとめ
近年は速さへの関心が薄れていることもあり、ベストカーでゼロヨンを行うのも年に1回くらいだが、行う機会が少ないだけに現代のクルマたちがイージーかつ速くなっているのには毎回驚かされる。動画を見ていただく際にはこのレポートも頭の片隅に置いてもらうと、より楽しめると思う。
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