三菱自動車は、3月いっぱいでi-MiEVの生産を中止すると発表した。
「まだ作っていたんですね!」と驚いた人もいると思うけれど、細々ながらラインを稼働させていたそうな。
考えてみたら三菱自動車は2008年、世界に先駆けてリチウムイオン電池を採用した電気自動車の量産を開始。続いてアウトランダーPHEVも2013年に市販した。
当時、世界最先端の電気自動車技術を持つメーカーだったと言って間違いなし。なにしろ世界中の自動車メーカーがi-MiEVを購入し、テストや評価を行ったほど。
素晴らしいスタートダッシュを決めたのに、どうして今や飲み込まれ、集団のテールエンダーにいるのだろうか? 三菱自動車の電気自動車の状況について考察してみたい。
文/国沢光宏 写真/MITSUBISHI、編集部
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