新型86&次期アルファードはいつ発売?? トヨタの鍵を握る新型情報緊急キャッチ!!

■2023年 最後のスープラが直6ターボ、520馬力の「GRMN仕様」で登場!!!

●トヨタ スープラGRMN

 昨年10月に改良モデルを発売し、3Lターボエンジンが340psから387psに一気にパワーアップしたスープラだが、ベストカースクープ班はさらなる情報をキャッチ済み。

 デビュー当初から噂のあったGRMN仕様がスタンバイしているのだ。ズバリ、2023年に200台限定で投入される。

スープラ最後のモデルとして2023年にGRMN仕様が登場する。レース参戦で得られた知見を全面的に活かし、圧倒的なポテンシャルを誇るクルマとなる(画像はベストカー編集部による予想CG)
スープラ最後のモデルとして2023年にGRMN仕様が登場する。レース参戦で得られた知見を全面的に活かし、圧倒的なポテンシャルを誇るクルマとなる(画像はベストカー編集部による予想CG)

 エンジンは先日日本に導入されたBMW新型M3/M4が搭載するハイパワー版の直6、3Lターボで、スープラGRMNでは実に520psで最大トルクは67.0kgm前後になるという情報。

 M3とM4では510psを表示しているが、ベストカーに入っている情報では520ps。GRが独自のチューニングを施すのかもしれない。

 組み合わされるトランスミッションは7速DCTで、トヨタ車としては初めての2ペダルMTということになる(現行スープラは8速AT)。

ノーマルでもグラマラスなボディはさらにワイド化されそうだ。大型のGTウイングも装着されるだろう(画像はベストカー編集部による予想CG)
ノーマルでもグラマラスなボディはさらにワイド化されそうだ。大型のGTウイングも装着されるだろう(画像はベストカー編集部による予想CG)

 もちろん、パワーアップに併せてボディ、足回りも強化すべく、現在GRの開発チームが精力的にテストを続けている。

 2019年にはモリゾウ(豊田章男社長)自らステアリングを握ってニュルブルクリンク24時間レースにも参戦しており、こうしたレース活動で得られた知見を市販車にフィードバックすることになる。

 500psを超えるハイパワーエンジンを積むとなると、4WD化するのが一般的だが、スープラはもちろんFRのまま。しかも2470mmという、このクラスでは異例に短いホイールベースで安定性を確保するのは容易ではない。どんなクルマに仕上げてくるのか興味は尽きないところだ。

エンジンは最高出力520ps、最大トルク62.0kgm前後との情報。どんなパフォーマンスを発揮するか?
エンジンは最高出力520ps、最大トルク62.0kgm前後との情報。どんなパフォーマンスを発揮するか?

 さらに重要な情報として、スープラはこのGRMN仕様が最後の進化になるとされている。

 2023年に発売して、ノーマルグレードも含めて2025年で販売終了。その先の予定はなく、スープラはその役目を終えることになる。

 今後、純ガソリンエンジンのスポーツカーは次々に姿を消していくだろう。

 もちろん、ハイブリッドやEVなどの電動車で新たなスポーツカーがこの先も生まれてくるだろうし、それも大いに楽しみだが、ひとつの時代の終焉になることは確か。

 それだけにこのスープラGRMNの存在は貴重で、限定200台は激しい争奪戦となりそうだ。価格は1200万~1300万円程度と予想している。

BMW新型M3(写真)とM4の直6、3Lターボエンジンを搭載。兄弟車のZ4に採用する予定はないとされる
BMW新型M3(写真)とM4の直6、3Lターボエンジンを搭載。兄弟車のZ4に採用する予定はないとされる

●MTの新設定はあるか?

 スープラのベース車となるBMW Z4は2019年夏に2Lターボ、197ps仕様(スープラでいえばSZ)に6MTを追加している。スープラにも採用してほしいが、今のところその情報はなし。2025年の生産終了までにマイチェンがあるはずなので、そこでの導入に期待だ。

Z4には6MTが存在。当然、スープラにも積めるはずだが……
Z4には6MTが存在。当然、スープラにも積めるはずだが……

●スープラGRMN
・全長×全幅×全高:4410×1900×1285mm
・ホイールベース:2470mm
・車両重量:1580kg
・エンジン:直6、3L+ターボ
・最高出力/最大トルク:520ps/67.0kgm
・駆動方式:FR
・予想発売時期:2023年
・予想価格:1200万~1300万円

■トヨタ86はBRZとの差別化を図るため発売が遅れて来年に

●トヨタ 86

 すでに兄弟車となるスバルの新型BRZは北米で昨年11月にお披露目されているのだが、気になってくるのはそのトヨタ版となる新型86だ。

 エクステリアデザインは新型BRZ同様、低いボンネットフードにショートデッキスタイルを踏襲してリアにはダックテールスタイルを採用し、グラマラスさを強調した2ドアクーペの王道的スタイルとなる。

新型86(画像はベストカー編集部による予想CG)
新型86(画像はベストカー編集部による予想CG)

 もちろん、フロントバンパーやリアコンビランプの形状などはBRZとは変えることで差別化を図る。

 ボディサイズは新型BRZと同じ全長4265×全幅1775×全高1310mm、ホイールベース2575mm。

 トランスミッションは初代と同じく6速MTと6速ATを設定し、サスペンションもフロントがストラット、リアがダブルウィッシュボーンとなるのも初代を踏襲。

 パワートレーンは初代のFA20型2L水平対向4気筒DOHC(後期型のMT車で207ps/21.6kgm)から、FA24型2.4L水平対向DOHC(231ps/25.4kgm)に変更されるのも新型BRZと同様。

エクステリアデザインについてはフロントバンパーの形状やリアコンビランプの形状を変えることでBRZとの差別化が図られる(画像はベストカー編集部による予想CG)
エクステリアデザインについてはフロントバンパーの形状やリアコンビランプの形状を変えることでBRZとの差別化が図られる(画像はベストカー編集部による予想CG)

 当初は86もBRZと同じく今年中のフルモデルチェンジが予定されていたのだが、ここにきて気になる情報が入ってきた。

 というのも、豊田章男社長から新型86開発陣に対し、「BRZとの性能的な差別化を図れ」との大号令がかけられたというのだ。これを受け、新型86の発売は来年になることがほぼ確実。

 今回もトヨタとスバルの共同開発となることから新型86とBRZは同じラインで流される。ところが、章男社長から課された思わぬ“難題”に対し、開発陣は悪戦苦闘しているという。

新型86のインテリアは写真の新型BRZとほぼ同様のデザインに。質感は初代から大幅に向上!
新型86のインテリアは写真の新型BRZとほぼ同様のデザインに。質感は初代から大幅に向上!

 具体的には、新型86はBRZとはギアリングを変更することで加速感を向上させたり、場合によってはエンジンチューニングを変更させたりすることも選択肢のひとつとして挙がっており、乗ってすぐにBRZとの違いがわかるように仕上げるのが目標だという。

 デビューまでの時間がかかっても、期待して待ちたいところだ。

●BRZはスーパーGTマシンを公開!

 すでに今年のスーパーGT300用のスバルの参戦マシンは新型BRZのものに切り替わっており、昨年12月からプロトタイプの富士スピードウェイでのテスト走行を重ねている。もちろん、日本仕様となる右ハンドル車だ。

350ps以上/45.0kgmのFA20型からFA24型はどこまでパワーアップ!?
350ps以上/45.0kgmのFA20型からFA24型はどこまでパワーアップ!?

●トヨタ 新型86
・全長×全幅×全高:4265×1775×1310mm
・ホイールベース:2575mm
・車両重量:1280kg
・エンジン:水平対向4、2.4L DOHC
・最高出力/最大トルク:231ps/25.4kgm
・駆動方式:FR
・予想発売時期:2022年3月
・予想価格:330万~400万円

【画像ギャラリー】アルファード GRスープラ 86 正式発表待ち遠しい3モデルをギャラリーでチェック!!!

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