レヴォーグ絶好調でまさかの!? アクア5月受注ストップ? ほか国産車最新情報!

■トヨタ 現行アクアは5月にもオーダーストップか?

 今年7月にもフルモデルチェンジする予定のアクアは5月にも現行モデルをオーダーストップし、在庫一掃セールをスタートさせる見通しです。

 2月中旬現在でも特別仕様車の「Sスタイルエディション」中心で従来のカタログモデルはほとんど売れない状況にあり、ボディカラーの生産枠も次第に絞られる状況です。

 5月中旬には次期型のティザーキャンペーンと先行予約の受付をスタートさせるものと思われます。

 次期型は若干サイズアップし室内居住空間を拡大するなど上級シフトし、ヤリスハイブリッドとのコンセプト分けを明確にします。

トヨタ アクア。いよいよ、いよいよ新型登場か?
トヨタ アクア。いよいよ、いよいよ新型登場か?

■ノートオーラの発売を今夏以降に延期へ

 日産はノートのプレミアムモデルであるノートオーラを当初の2月23日発表、4月発売から今夏以降に延期する見込みです。サプライヤーからの半導体部品の供給が遅れ、生産に支障が生じているためと思われます。

 ノートをベースに全幅を40mm拡大し、全長も同程度に引き延ばし、3ナンバーサイズで従来のメダリスト後継の位置付け。セレナ並みに出力アップを図った1.2Lのe-POWERを搭載します。

 これによってノート全シリーズは月販1万台突破を目指すことになりそうです。

 ただノートも同様の理由で生産を一時中止するものと思われ、先行発注分を売り切ると、新規成約分の納期は大幅に遅れる見通しとなっています。

■トヨタ ヤリスクロス売れ行き加速!! 6カ月待ちに!

 トヨタが昨年8月31日に発表、発売した新型コンパクトSUVのヤリスクロスが絶好調の販売推移を見せています。

 最近の売れゆきは月販9000台強でヤリスシリーズ全体の半分強を占めていて、それでも供給が追いつかず、2月中旬現在の納期は半年待ちの8月以降となっています。

 ヤリスは納期が2カ月とここにきて落ち着いた状況にありますが、ヤリスクロスの売れゆきは引き続き加速状態にあります。

 ただ同じコンパクトSUVであるライズやC-HRを食っている側面もあり、両モデルは大幅なマイナスで苦戦を強いられています。

昨年(2020年)は9月からの4ヶ月で3万2590台を売り上げたトヨタ ヤリスクロス。登録車・軽全体でも36位に食い込んだ。今年は登録車1位も狙える?
昨年(2020年)は9月からの4ヶ月で3万2590台を売り上げたトヨタ ヤリスクロス。登録車・軽全体でも36位に食い込んだ。今年は登録車1位も狙える?

■次期型ノア/ヴォクシーの内容にさまざまな情報

 2022年早々にもフルモデルチェンジする見込みの次期型ノア/ヴォクシーの内容についてさまざまな憶測情報が流れています。

 ノア/ヴォクシー/エスクァイアは「新型ノア」に一本化されるのが濃厚ですが、エスクァイアだけがなくなり「ノア/ヴォクシー」が残るという見方も根強いです。

 現行ヴォクシーが圧倒的な人気で売れ続け、リセールバリューも高い状況ゆえ、廃止する必要はないとの意見があるためと思われます。

 現在、特別仕様車の「ヴォクシー煌III」が圧倒的な人気で、同シリーズの80%以上の販売構成比となっています。

 次期型についてはハイブリッドが従来の1.8Lから2Lに排気量アップすることについても、1.8Lを継続し、ハイブリッド用バッテリーを現行のニッケル水素からリチウムイオンバッテリーに切り替え、従来の2WDのみのほか4WDも加えることで、ラインナップを強化するとの仕立て案も浮上しています。

トヨタ ノア
トヨタ ノア

■トヨタ ハリアーの納期がさらに延び、最長で11月に!

 トヨタが2020年6月17日にフルモデルチェンジした現行ハリアーの納期がさらに延び、2月中旬現在では標準的な売れ筋が10月、ハイブリッド4WDは11月にずれ込んでいます。

 現在、月産9000~1万台のフル生産態勢ですが、推定バックオーダーは6万台以上に達しています。

 売れ筋はZハイブリッドのレザーパッケージ(FF)で2L、NAのZレザーパッケージも引き合いが多くなっています。

 2020年5月からトヨタ全系列店扱いになり、セールスパワーが従来に比べて3倍以上になったのもプラス要因として挙げられます。

 ただ5系列店間の販売競争も激化しており、Zレザーパッケージに50万円程度のオプション&付属品の装着では35万円以上値引きする地域もあります。

デビュー以来大人気で長い納車待ちが続いているハリアーだが、その納期はさらに延びている。そのいっぽうで値引きが拡大傾向にあるのはユーザーには朗報だろう
デビュー以来大人気で長い納車待ちが続いているハリアーだが、その納期はさらに延びている。そのいっぽうで値引きが拡大傾向にあるのはユーザーには朗報だろう

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