■マツダ
●マツダ「CX-4」…マツダSUVのなかで最もスポーティなスタイルを持つクーペSUV。中国の若い世代がターゲット。ボディはCX-5より少し大きい。
(主な販売エリア/中国)
●マツダ「CX-9」…世界で活躍するマツダのフラッグシップSUV。ミッドサイズボディながら3列シートを備え、エンジンはパワフルな2.5Lターボのみ。このモデルをリサイズしたのが、日本のCX-8だ。
(主な販売エリア/北米、欧州、豪州など)
■三菱
●三菱「エクスパンダークロス」…ライトなデリカD:5というべき、小型クロスオーバーミニバン。FFの1.5L車である小型ミニバン「エクスパンダ―」の派生車で、SUV風の外観と225mmの最低地上高が与えられた。
(主な販売エリア/タイ、インドネシア、フィリピンなど)
●三菱「パジェロスポーツ」…パジェロの名を受け継ぐにふさわしい本格ミッドSUV。ラダーフレームに、三菱伝統のスーパーセレクト4WD-IIの組み合わせで高い走破性を誇る。先日新型が登場した。
(主な販売エリア/タイ、インドネシア、ロシアなど)
■スズキ
●スズキ「ヴィターラ ブレッツァ」…2016年に発売されたインド生産の小型SUV。2トーンが選べるなど若者を意識したスポーティなスタイルを持つ。2018年の改良では、エスクードの弟分的スタイルに進化した。
(主な販売エリア/インド、一部アジア)
●スズキ「エスプレッソ」…イグニスとハスラーを合わせたようなミニSUV。軽自動車用プラットフォームに1Lエンジンを搭載し、機動性も高め。小さいが、5人乗れる。
(主な販売エリア/インド、中南米、アフリカ)
●スズキ「XL7」…新興国のファミリーを狙ったFFコンパクトクロスオーバー。頼りがいあるSUVルックにMPV的な使い勝手のよさを融合。3列7人乗り仕様で、1.5Lエンジンを搭載。現行は2020年投入の新型車。
(主な販売エリア/ASEAN地域および中南米)
■ダイハツ
●ダイハツ「テリオス」…FRレイアウトの小型SUV。1.5Lエンジンを搭載し、3列7人乗り仕様となる。トヨタに「ラッシュ」としてOEM供給されている。
(主な販売エリア/インドネシア)
●ダイハツ「プロドゥア アルズ」…マレーシアの「プロドゥア」が現地生産している小型SUV。ベースは、ダイハツ テリオスだが、デザインや装備など一部仕様が異なる。
(主な販売エリア/マレーシア)
【番外コラム】海外で続く往年の車名復活。じゃ、こんなのはどう?
かつて日本で販売していたモデルの車名が、海外で復活する例が最近多い。そこでトヨタにぜひ復活させてほしい車名を提案したい。写真のブリザードだ。
ダイハツ製SUVのOEM車の名だが、なかなか力強くていいのではなかろうか。トロピカルなイメージは皆無だが、そこはそれ。気にしてはいけない。
【番外コラム2】欧州で発表された、日産期待の新星新型キャシュカイ、カッコよし!
初代は「デュアリス」の名で日本でも販売されたSUVモデル、キャシュカイ。その3代目が2月18日に発表された。
シャープなフロントフェイスが特徴的な新型キャシュカイ。全長4425×全幅1838×全高1635mmのボディに収まるパワーユニットは、1.3L直噴ターボ+12Vマイルドハイブリッドシステム。出力は138馬力と156馬力の2種が設定される。
注目は少し遅れて設定される予定のe-POWER。欧州初設定となるが、ハイパワーが求められる欧州市場に対応するため、1.5Lの可変圧縮比エンジン「VCターボ」を発電用に搭載する。発生出力は187馬力&33.65kgmというから魅力的だ。
プラットフォームも欧州市場初となる「CMF-C」。車体に最新のプレス技術と溶接技術を用いて、強度を高めると同時に軽量素材を採用。2代目比41%の車体剛性向上と60kgの軽量化を果たしている。
もちろん高速道路における同一車線内での加減速をサポートする、日産自慢の「プロパイロット」も搭載。ぜひ日本でも販売してほしい。ヒットする要素は充分だ。
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