ホンダ新型ヴェゼル発売間近!! 「進化」か、それとも「変わっちゃったね…」か

■グランドコンセプトは日々の生活の楽しさを増幅させる「AMP UP YOUR LIFE」

 サンドカーキのボディカラーは、新型ヴェゼルのコンセプトを最も体現した『Play』グレード。

低くワイドに広がるプロポーションが印象的。サンドカーキのボディカラーは『Play』の専用色
低くワイドに広がるプロポーションが印象的。サンドカーキのボディカラーは『Play』の専用色

 そのほかにも1.5Lガソリンエンジンの『G』、e:HEVの『X』、『Z』グレードが用意される。

『Play』はワイドなグラスルーフが標準装備。また2トーンカラーとなるルーフなども専用となる。

 インテリアもベージュとグレーの2トーン。他グレードはブラック基調のインテリア。

ベージュとグレーのコンビ内装色は『Play』専用
後席は写真を見てのとおり、ヘッドクリアランス、ニースペースともに余裕は充分
後席は写真を見てのとおり、ヘッドクリアランス、ニースペースともに余裕は充分

 インテリアも外装のコンセプトに合わせて「スッキリ、爽快」がデザインテーマになっている。

 インパネは水平基調でワイド感があり、フード高も低く視界は広い印象だ。

水平基調のインパネが開放的な視界を確保する。『Play』以外のモデルはこのブラック基調のインテリアとなる
水平基調のインパネが開放的な視界を確保する。『Play』以外のモデルはこのブラック基調のインテリアとなる

 ちょっと面白いのがエアコン風吹き出し口で、ダイヤル操作で吹き出し口を切り替えられるのだが、あえて側窓に風を流すモードを新設している。

 これにより、前席乗員に直接エアコン風を当てることなく、室内全体を包み込むような風の流れを作り出すのだという。これも爽快な空間の演出だ。

エアコン吹き出し口(右上写真)はダイヤルで風向調整が可能。右側のスリットから側窓に向けて風を流すことで→
エアコン吹き出し口(右上写真)はダイヤルで風向調整が可能。右側のスリットから側窓に向けて風を流すことで→
→室内全体にふんわりと風を流すのだという
→室内全体にふんわりと風を流すのだという

 後席に座ると、前席背もたれ後ろが湾曲するようにえぐられていることで、膝前の空間は縦にしたコブシ2つ分の余裕がある。

 足先は前席下にスッと収まり、センタータンクによる傾斜をちょうどよい角度に合わせてあり、フットレストのようになっており快適。これはよく考えられているな、と嬉しくなる。

荷室は深さも奥行きも充分にあって積載性はよさそうだ。使い勝手はいいだろう
荷室は深さも奥行きも充分にあって積載性はよさそうだ。使い勝手はいいだろう

■パワーユニットは1.5L e:HEVを搭載。ガソリンエンジンも

 パワーユニットは1.5Lエンジンと駆動用モーターを組み合わせたe:HEVをメインに、1.5Lガソリンエンジンも設定。スペックは未公開だ。

 こちらは4月の正式発表を待とう。

フィットでおなじみとなったパワーユニット「e:HEV」を搭載
フィットでおなじみとなったパワーユニット「e:HEV」を搭載

■もちろん安全装備は最先端の「Honda SENSING」

 運転支援システムのHonda SENSINGは全モデル標準装備。

 衝突軽減ブレーキ、歩行者事故低減ステアリングのほか、渋滞追従ACC、近距離衝突軽減ブレーキなどの機能もある最新バージョンだ。

歩行者事故低減ステアリング
歩行者事故低減ステアリング
路外逸脱抑制機能
路外逸脱抑制機能

 新型ヴェゼルの正式発表は4月下旬の予定だ。

●ホンダ 新型ヴェゼル 主要諸元(従来型の数値なども含む)
・全長×全幅×全高:4330×1770×1605mm(従来型)
・ホイールベース:2610mm(従来型)
・グレード:「Play」、「G」(1.5Lガソリンエンジン)、「X」(e:HEV)、「Z」(e:HEV)
・先進安全装備:ホンダセンシング(後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキ、渋滞追従機能付アダプティブ クルーズコントロール(ACC)、オートハイビーム、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、衝突軽減ブレーキ(CMBS)、路外逸脱抑制機能、車線維持支援システム(LKAS)、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能、マルチビューカメラシステム、ブラインドスポットインフォメーションなど)
・新たに搭載される主な装備:ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約クローズ機能付き)、パノラマルーフ(Low-Eガラス採用)、新設計のエアコン吹き出し口「そよ風アウトレット」、ヒルディセントコントロール、静電タッチ式LEDルームランプ、独自開発のプレミアムオーディオ(タイプ別メーカーオプション)
・その他:コネクテッドサービス「Honda CONNECT」搭載

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