■スバル
●スバルXV(220万~292万6000円)
・清水草一の評価…コンパクトでスタイリッシュで価格も手頃で、個人的にはスバル車のなかで一番魅力的に見える。ただ、パワートレーンはまったく魅力に欠ける。とっても惜しいなぁ(いいSUV度数:81点)
・岡本幸一郎の評価…内容的にはハッチバック+αであり、とっつきやすいSUVでもある。走破性もけっこう高い。他社にはありそうでないタイプのクルマで、スバルだからこそ絵になる印象(いいSUV度数:85点)
●スバル フォレスター(291万5000~328万9000円)
・清水草一の評価…今のフォレスターはあまりにも魅力がない。e-POWERも1.8Lターボも眠すぎる! しかも燃費が期待外れ! スバルらしさを求めるなら、先代の中古車がイイな(いいSUV度数:55点)
・岡本幸一郎の評価…今やかえって新鮮に感じられるSUVらしい定番的なフォルムが身上。オンオフ問わず走行性能に優れ、SUVとしての機能も申しぶんなし。新設定の「スポーツ」が妙味(いいSUV度数:93点)
■マツダ
●マツダ CX-5(267万8500~343万2000円)
・清水草一の評価…非常にスタイリッシュでステキなSUVだと思います。通好みの一台です。ただ、すべてがよくできていて自然体すぎて、走りに刺さる部分はあんまりありません(いいSUV度数:83点)
・岡本幸一郎の評価…改良を重ねて走りの洗練度は申しぶんなし。SUVとして充分な利便性を備えながら、これほどオシャレであることや、完成度の高いディーゼルが選べるのもポイント高い(いいSUV度数:91点)
●マツダ CX-8(337万7000~483万4500円)
・清水草一の評価…スタイリッシュなエクステリアに、堂々たるロングホイールベースを与えられた3列シートのSUV。ディーゼルモデルならどこまでも走って行けそう。おおらかでステキ(いいSUV度数:89点)
・岡本幸一郎の評価…3列目は非常用ではなく、外見から想像するよりも広くて、しっかり使える広さが確保されている。3列シート化に併せて剛性の向上も図られていて完成度はさらに高い(いいSUV度数:95点)
●マツダ CX-30(329万4500~371万3600円)
・清水草一の評価…ちょうどいいサイズの、クーペライクなカッコいいSUVなれど、CX-5同様、走りは個人的にあまり刺さらない。とにかく見た目が勝負ということになりますか(いいSUV度数:79点)
・岡本幸一郎の評価…上級車種よりさらにスタイリッシュな外見がポイント。居住性や実用性もまずまず。SUVテイストは薄めなところがむしろ持ち味。まもなく改良されることを見込んで採点(いいSUV度数:84点)
●マツダ MX-30(Mハイブリッド)242万~265万6500円
・清水草一の評価…EVモデル同様、乗り味は非常にいい。それにしてもこの観音開き、全然スタイリッシュじゃないし、ただ不便なだけ。特徴を出すならほかの方法でトライしてほしかった(いいSUV度数:69点)
・岡本幸一郎の評価…報じられているとおりの内容で、SUVとしてはかなり変化球な存在。使い勝手としては一長一短だが、ハマる人も少なくないはず。電動テールゲートの設定がないのが難点(いいSUV度数:79点)
●マツダ MX-30 EV(451万~495万円)
・清水草一の評価…このクルマはすごく評価が難しい。すべてがとっても自然で、EVとしては世界最良の乗り味を持っているけれど、いかんせんEVの命である航続距離が……。そのわりに価格はどうにも高すぎる。光る一芸は持っているが、いかんせん、これじゃ買えない(いいSUV度数:70点)
・岡本幸一郎の評価…マイルドハイブリッドの動力源だけ載せ替えたクルマを想像していたら、ドライブフィールがまったく違い驚いた。こんなに素直に動いてスムーズに走るなんて内燃機関では絶対ムリ。ただ、2WDのみの設定で悪路走破性は未知数。「SUVとしてどうか」で採点すると少々伸び悩む(いいSUV度数:83点)
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