最近はSUVが好調に売れる一方で、ステーションワゴンの車種数が大幅に減った。日本では車内の広いミニバンの人気が高く、海外を含めてSUVも増えたから、ワゴンは需要を奪われた。
そして商用車の分野でも、“ライトバン”と呼ばれるワゴンスタイルの商用バンが激減。今ではトヨタ プロボックス、そのOEM車になるマツダ ファミリアバン、日産 ADのみだ。
なかでも日産のADは5月、発売15年目にして改良を実施。乗用車版といえるウイングロードが2018年に生産終了してから、日産唯一のワゴンとなっているADが生き残る意味と今後の行方は?
文/渡辺陽一郎 写真/NISSAN
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