スバル新型アウトバックとレヴォーグの2.4Lターボに大注目!

■日本仕様の新型アウトバックは1.8Lターボのみ

ヘッドランプは新型レヴォーグのようなターンライト一体式のポジションランプを採用。2本のメッキ加飾のバーが装着されているのが標準仕様/ツーリンググレード(写真はオーストラリア仕様)
ヘッドランプは新型レヴォーグのようなターンライト一体式のポジションランプを採用。2本のメッキ加飾のバーが装着されているのが標準仕様/ツーリンググレード(写真はオーストラリア仕様)
グリルやフォグランプカバーなどがブラックアウトされているのがSPORT(写真はオーストラリア仕様)
グリルやフォグランプカバーなどがブラックアウトされているのがSPORT(写真はオーストラリア仕様)
ワイルド、タフなデザイン。ブラックアウトされたフェンダー、サイドステップ、アンダーガードなど躍動感があふれている(写真はオーストラリア仕様)
ワイルド、タフなデザイン。ブラックアウトされたフェンダー、サイドステップ、アンダーガードなど躍動感があふれている(写真はオーストラリア仕様)

 一方、2019年4月にワールドプレミアされてから2年が経過するが、やっとアウトバックが日本で発売される。待ち望んでいた人も多いのではないだろうか。

 新型アウトバックの先行予約受注は9月上旬からスタート、正式発表・発売は10月上旬を予定している。

 エクステリアデザインについては、すでに発表されているので驚きはないが、今年3月に発表された右ハンドルのオーストラリア仕様に準じたものとなる。キープコンセプトながら、クロスオーバーSUVらしく逞しさと大胆なデザインで大ヒットしそうだ。

 アウトバックは当然のことながら新開発の「スバル・グローバル・プラットフォーム」によって剛性を大幅に高めたインナーフレーム構造、アイサイトXを組み合わせ、若干のサイズ&クオリティアップして上級にシフトする。

 ボディサイズは従来の全長4820×全幅1840×全高1605mmから、それぞれ全長4870×全幅1875×全高1675mmと、全長が50mm長く、全幅が35mmワイド、全高が65mm高くなっている。最低地上高は213mmで従来の200mmに比べて13mm引き上げられる。そのぶん、オフロード走行機能を向上させることになる。ホイールベースは2745mmで変更はない。

新型レガシィアウトバックに採用されるのはレヴォーグとフォレスターに搭載されているCB18型1.8Lターボのみ。願わくばレヴォーグ同様2.4Lエンジンの追加を望みたいが・・・
新型レガシィアウトバックに採用されるのはレヴォーグとフォレスターに搭載されているCB18型1.8Lターボのみ。願わくばレヴォーグ同様2.4Lエンジンの追加を望みたいが・・・

 注目のパワーユニットは、北米仕様のアウトバックは2.5LNAと2.4Lターボが搭載されているが、日本仕様は、レヴォーグやフォレスターに搭載されているCB18型1.8Lターボのみ。トランスミッションはリニアトロニック(CVT)を組み合わせる。

 先代モデルに搭載されていた2.5LNAは最高出力175ps/24.0kgmで、大柄なボディに1.8Lターボで非力ではないかと思う人もいるかもしれないが、レヴォーグの1.8Lターボと同じ177ps/30.6kgmとむしろ最高出力、最大トルクともにアップしているので、その心配はいらないだろう。

11.6インチの縦型のセンターディスプレイを装備し、広角化されたステレオカメラ採用のアイサイトXも搭載し、積極的な運転支援でドライバーをサポートする(写真はオーストラリア仕様)
11.6インチの縦型のセンターディスプレイを装備し、広角化されたステレオカメラ採用のアイサイトXも搭載し、積極的な運転支援でドライバーをサポートする(写真はオーストラリア仕様)
後席の足元スペースが拡大し十分な広さを持つ居住空間。写真はオーストラリア仕様のツーリングのインテリア
後席の足元スペースが拡大し十分な広さを持つ居住空間。写真はオーストラリア仕様のツーリングのインテリア
若干ボディサイズが拡大したぶん、ラゲッジルームも拡大。ミドルサイズのワゴンが少ないなか、アウトバックのラゲッジルームの広さは大きな魅力だ(写真はオーストラリア仕様)
若干ボディサイズが拡大したぶん、ラゲッジルームも拡大。ミドルサイズのワゴンが少ないなか、アウトバックのラゲッジルームの広さは大きな魅力だ(写真はオーストラリア仕様)

 将来的に2.4Lターボが追加されるのではないかという話もあるが、1.8Lターボで充分という声もスバル社内には多く出ているとのことで、今のところ、1.8Lターボ1本となりそうだ。

 最新の安心安全運転支援のアイサイトX、ハンズフリーハッチゲート、11.6インチ縦長ディスプレイ、右左折時の対向車を検知して作動する衝突被害軽減ブレーキ、衝突回避をサポートする緊急時プリクラッシュステアリングなど装備が充実している。気になる価格は先代の341万~363万円からそれぞれ30万円ほどアップする見込みだ。

 そのほか、9月上旬に北米で発表される新型WRX(S4)の情報も入り次第、お伝えしていくのでお楽しみに!

S4とSTIでスペックは大きく異なり、CVTが組み合わされるS4は最高出力290ps、最大トルク42.0kgm程度となるのに対し、6速MTが組み合わされるSTIは最高出力が400psにまで引き上げられ、最大トルクも50kgm級になるという(CGイラストはベストカーが作製したもの)
S4とSTIでスペックは大きく異なり、CVTが組み合わされるS4は最高出力290ps、最大トルク42.0kgm程度となるのに対し、6速MTが組み合わされるSTIは最高出力が400psにまで引き上げられ、最大トルクも50kgm級になるという(CGイラストはベストカーが作製したもの)

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