新型Z650RSが登場!? 令和版ザッパーがZシリーズ50周年に出そうな理由とは?

2022年はZシリーズ生誕50周年を祝う1年になる?

 令和版ザッパーが誕生するであろう2022年は、Zシリーズ50周年の原点としてザッパーのストーリーを展開する最高のタイミングと言える。Z900RSに加えZ650RSという役者も揃うことで、Zブランドの強化とセールスを両面から盛り立てることができるだろう。

 その伏線としてかZ900RSが過去の歴史を辿っているのが面白い。まず、2018年にZ900RSがZ1初代カラーでデビュー。次の2020年モデルはZ1の2年目のカラー、そしてこの9月に発売した2022年モデルはZ1の3年目のカラーを復刻。同時に欧州にしか存在しなかったZ1のイエローもリバイバルし、ついにZ1の70’sレジェンドカラーをコンプリートしたのだ。

2018年に登場したZ900RS。1972~1973年に発売された初代Z1のファイヤーボール(火の玉)カラーを再現して発売された
2018年に登場したZ900RS。1972~1973年に発売された初代Z1のファイヤーボール(火の玉)カラーを再現して発売された
2020年のZ900RSは、1974年のZ1Aが採用した通称タイガーカラーを再現して登場
2020年のZ900RSは、1974年のZ1Aが採用した通称タイガーカラーを再現して登場
2022年のZ900RSは、1975年のZ1Bが採用した通称玉虫カラーを再現してこの9月1日に発売された
2022年のZ900RSは、1975年のZ1Bが採用した通称玉虫カラーを再現してこの9月1日に発売された
2022年にはZ900RS SEも新登場。欧州でしか発売されなかったイエローボールカラーとすることでZ1の人気カラーがコンプリートされた形だ
2022年にはZ900RS SEも新登場。欧州でしか発売されなかったイエローボールカラーとすることでZ1の人気カラーがコンプリートされた形だ

 加えて、空冷Z第2世代Z650の生まれ変わり、Z650RSのデビューで完璧な布陣に。カワサキの4ストロークスポーツモデルの原点を表す「ザッパー」に関わるモデルが全て現代に蘇り、ザッパー伝説第二章のスタートにできるはずだ。

 本誌は、そこに更なる隠し球があると期待している。2022年には、Z1誕生50周年を祝う特別なモデルがあってもおかしくない。それもここにCG化したのでご覧いただきたい。SE=スペシャルエディションをベースに現行ラインナップにはない火の玉カラーを制作してみた。これが出たら超争奪戦になること間違いなし。果たして当たるだろうか!?

もし2022年にZ1の50周年を祝うのであれば絶対に欠かせないのが火の玉カラー。特別装備のZ900RS SEに設定すると注目度も高まるだろう(CGイラストは編集部が制作したもの)
もし2022年にZ1の50周年を祝うのであれば絶対に欠かせないのが火の玉カラー。特別装備のZ900RS SEに設定すると注目度も高まるだろう(CGイラストは編集部が制作したもの)

【画像ギャラリー】新型Z650RSのティザーで丸目&砲弾メーターのシルエットも確認

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