価格高騰でもなぜやらない? ガソリンが25円安くなる「トリガー条項」と凍結を解除すべき決定的理由

価格高騰でもなぜやらない? ガソリンが25円安くなる「トリガー条項」と凍結を解除すべき決定的理由

 石油情報センターのデータによると、2021年11月22日におけるレギュラーガソリンの平均価格は、1L当たり168.7円とされる。軽油は148.5円だ。価格が高騰する理由はさまざまだが、新型コロナウイルスの終息で経済活動を活発化する地域がある一方、産油国は生産量を絞っている。需給バランスの不均衡により、燃料価格が高まった。

 コロナ禍前の2019年は、レギュラーガソリン価格が1L当たり147円前後、軽油は127円前後で販売されていた。それが今は15~17%値上げされている。ガソリンや軽油は生活必需品だから、値上げはユーザーの生活を困窮させてしまう。そこで話題になっているのが「トリガー条項」だ。

文/渡辺陽一郎、写真/編集部、Adobe stock

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