いつまでも変わらない深田恭子さん。何年現役なのよ!? って突っ込みたくなるくらい変わらないんです。35歳のいまでも水着写真集まで出しちゃっているし。
「クルマ界にもコンセプトがぶれずに変わらない、深キョンのようなクルマがないだろうか」とふと思った担当。
そこでこのような企画にも熱く取り組んでくれる清水草一さんに聞いてみました。クルマ界の深キョンはこの6台だ!!
文:清水草一/写真:共同通信、ベストカー編集部
■ポルシェ911は吉永小百合か深キョンか!?
何年たっても変わらず美しい、深キョンこと深田恭子さん。ずっとかわいさをキープし続けるその姿に、ずっと萌え続けてしまいます。
2018年9月20日には、35歳にして、通算20冊目の写真集を発売。ちなみに最初の写真集が出たのはちょうど20年前というから凄すぎる!
では、クルマ界の深田恭子はどれなのか!? つまり「コンセプトがぶれず、魅力的なままなクルマ」ってことね。
【その1 ポルシェ911】
これぞクルマ界の深田恭子。初代の登場からすでに半世紀以上、コンセプトがまったくぶれず、魅力的なままであるっつーことを考えると、吉永小百合(73歳)と言ったほうがいいのかもしれませんが、さすがに小百合様は水着写真集をお出しにならないので、やっぱり深キョンということで。

2014年に50周年を迎えたポルシェ911。カエルのような愛らしい形もそうですが、リアエンジンや水平対向というこだわりも変わりませんね!! 変わらない魅力は自動車界を代表する深キョンだ
ただ、ドイツ車の世界は深キョンだらけ。BMWの3.5.7シリーズや、メルセデスのC、E、Sクラス、VWゴルフなどなど、あまりにも深キョンが多すぎて困る。
そこで、ドイツ車の深キョンはポルシェ911が代表するってことで、1台だけにさせていただきます。
■清楚なままに円熟味を増したロードスターは深キョンだ
【その2 マツダロードスター】
日本を代表する深キョンカーといえば、これしかない! 初代の登場が1989年なので、間もなく30年になるが、4代にわたってコンセプトはまったくブレず、ずっとキュートなオープン2シータースポーツカーのままでいてくれている。涙が出ます。

初代の登場時から世界を見据えていたロードスター。現代でもぶれないコンセプトで世界で愛される1台
4代目の現行モデルにいたっては、歴代で最もコンパクトかつ軽量に仕上げたところなんざ、35歳にしてビキニでサーフィンをする姿を惜しげもなく公開した深キョンそのもの! さすが「前世はイルカだったかも」と言う深キョンだけのことはある。土下座。

初代のイメージを継承するロードスター。可憐な少女のイメージも残しつつ円熟味を増してまさに深キョン
ロードスターに話を戻すと、初代と4代目の関係性で見ると、あどけない清楚な美少女から、清楚なままに色気をぐっと増したところも深キョンにソックリ!
あどけない清楚な深キョンと言えば、ロリータ少女役を演じた『下妻物語』が印象的だったなぁ。涙が出ます。
■「前々世はアントワネット」発言はセンチュリーを指す
【その3 センチュリー】
国産車の深キョンを一生懸命探したのですが、とても少なくて苦労しています。で、苦し紛れに繰り出したのがセンチュリーです。
確かにコンセプトはまったくブレてないし、デザインもまったくブレてないけど、深キョンほどずーっと魅力的だったかっつーと、そうでもない。
初代は深キョンどころか、見た目のイメージから、「チョンマゲを結ったおすもうさんみたいなクルマ」と認識しておりました。

クルマの重厚感、格式の高さなど、まさに「前々世はアントワネット」という深キョンに通ずるものがある!?
でもまぁ、現行の3代目は、チョンマゲの一念岩をも通すとばかりにとっても魅力的で、このテのクルマとしてはロールスロイス・ファントムにも迫る浮遊感覚の乗り心地を得ているし、初代からずーっと皇室の御料車を務めてもいるので、「前々世はマリー・アントワネット」な深キョンとはダブるものがある! ということにさせていただきましょう。
深キョンはかわいいだけじゃなく、高貴でもあるのですね。ウットリ。
■吉田沙保里と仲良し深キョンはランクルのイメージだ!!
【その4 ランドクルーザー】
深キョンな国産車を一生懸命探しているのですが、実に少ない! ので、深キョンとは似ても似つかないゴリゴリしたクルマ、トヨタ・ランドクルーザーをリストアップする必要に迫られました。
もちろんランクルは、1954年の名称使用開始以来、世界一の耐久性と信頼性を持つクロカン4WDとして、コンセプトをまったくぶれさせずに魅力的であり続けているわけですが、あまりにも深キョンのイメージとかけ離れているので、できれば避けたかったのです。

霊長類最強の吉田沙保里さんとも仲良しの深キョン。陸上の最強王者ランクルともきっと仲良しだろう
しかしまあ、深キョンは”霊長類最強”との異名を取った吉田沙保里さんとも仲良しで、B’zのライブに一緒に行ったりしているとのことなので、ここはひとつ、ランクルも深キョンカーとして認定させていただきましょう。
ところで、ランクルにもいろいろありまして、現行モデルでも200系、プラド、そして海外向けには未だに70系も存続しております。
「いったいどれが深キョンなランクルなのか!?」と、激しく答えを迫る深キョンファンも少なくないと思いますが、ここは「食べるこが大好き。好きな食べ物は焼き鳥」とのたまう深キョンの広いココロを見習って、ランクルならどれも可、とさせていただきます。
■「子どもは甥っ子で満足」な深キョンはジムニーに通ずる!!
【その5 ジムニー】
ランクルを入れちまったらもう、ジムニーを入れることに何のためらいがあろうか。
初代(1970年登場)から現行の4代目まで、一貫して強度と耐久性に優れたラダーフレームを使い続け、サスペンションも前後ともリジット。

超キープコンセプトながら大人気のジムニー。深キョンと同じくなければならない存在だ
そして伝統のパートタイム4WDを守り続けているジムニーは、あれだけの美貌と美ボディを持ちながら、35歳の現在も独身を守り、「子供は好きですけど、甥っ子がいるので満足してます」と答える深キョンに通じるものがある。
ランクルに比べたら断然キュートで深キョンっぽいし!
■深キョンの美脚価値上昇はWRX STIだ
【その6 スバルWRX】
「インプレッサWRX」から、単なる「WRX」に車名が変わっちゃったけど(2014年)、その点をのぞけば、非常にディープな深キョンカー。
詳しい説明は割愛しますが、ライバルのランエボが消滅しているだけに、ありがたみが増しておりまる。

2Lターボ+4WDをWRC撤退後も守り続けるWRX STI。限定車なども登場させ、ファンを飽きさせないのも深キョンそっくり
S208などの限定モデルは、ついに定価700万円を超えましたが、それでも瞬時に完売続き! これはもう、深キョンの美脚の価値上昇と軌を一にしていると言ってもいいでしょう。
深キョンも理想の男性像について、「泳げない人は嫌だなっていうのはあります」と仰ってますし、クルマ好きとして「遅いクルマは嫌だなっていうのはあります」ってことで、よろしいかと思います。