【忘れるべからず!!!!】知ってそうで案外忘れてるバス&タクシーのルール

■【コラム】タクシーやバスにチャイルドシートが不要なわけ

バスやタクシーへの配慮やマナーとは少し脱線するが、6歳未満の幼児をクルマに乗せる際のチャイルドシートの使用が義務化されてから20年近く経ちながらも、タクシーやバスに幼児を乗せる際にはチャイルドシートの使用義務は道交法で免除される。

タクシーやバスがチャイルドシートの使用義務が免除される法的根拠は、不特定多数の人が乗るクルマのため、年齢によって異なるチャイルドシートの用意やチャイルドシートを置くスペースを確保するのが困難であるためである。

タクシーについては物理的に子どもを守る術がないのが現状。利用者がチャイルドシートを持参するわけにもいかず、対応が急がれる

だがタクシーやバスの運転手全員がたとえプロの運転技術を持っていたとしても、もらい事故を受けない可能性はゼロではない。物理的に危険なのはマイカーとなんら変わらないのだ。

バスはともかくとして、ただでさえ少子化が深刻なこの日本で未来ある子供たちがタクシーに乗る時のために、チャイルドシートのあるタクシーが欲しいのも事実だ。

そういったタクシーも探せばあるのだが、数は少なく、かなり前に予約が必要など、利用しにくいのが実情だ。

タクシーのチャイルドシートの対応に関しては、数種類のチャイルドシートを車載したタクシーを若干走らせ、迎車で呼べるようにするのはどうだろう。

当然チャイルドシートそのものや運転手さんの手当、各種利用費も掛かるだろうが、そういったお金こそ税金で賄うべきではないだろうか。

考えれば赤ちゃんと家族が退院後家に帰るクルマがタクシー”というケースだって多々ある。なにか対応策が必要だ

(編集部註:陣痛時などに病院まで送り届ける「妊婦タクシー」というサービスは定着しているが、新生児対応のタクシーはなかなかない。

どうしても赤ちゃんとクルマで移動しなければならない場合は現状ではチャイルドシートにも転用できるベビーカーなどを購入し、タクシーに乗り降りする際に設置するしか方法がない。

JPNタクシーではISOフィックスようのアンカーや固定用のバーも標準装備しており、タクシーへチャイルドシートを搭載するのは可能だ)。

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