■7位/ホンダN-ONE
■竹岡 圭の考え
N360へのオマージュを盛り込んだせいか、ちょっと男性向けの匂いを感じるんですよね。そこがいいという人と、そこがちょっとという方と、女子の場合は好みが二手に分かれそう。組み合わせによっては、なんとなくレーシーな雰囲気も漂っちゃいますし。
■清水草一の考え
このクルマは上品だぜ。たたずまいに気品があるのじゃ。その気品は、基本的に古風なもの。N360のリバイバルという部分は、しっかり生きている。フロントフェイスの黒い部分はおサルさんの顔みたいだけど、そりは知的ユーモアというヤツであるな。うむ。
●どんなクルマ?
ホンダ初の市販軽乗用車N360をモチーフに、2012年11月登場。2015年にはコンプリートカー「モデューロX」も設定された。
■8位/スズキジムニー&ジムニーシエラ
■竹岡 圭の考え
個人的には今いちばん気になりますが、3ドアなので……。女子は現実的なんです。でもこのサイズ感のおかげで躊躇なく、本当にどこでも行けちゃう。階段だって上がれちゃいそうな走破力は男らしくて魅力的。雨だれ防止のリッドがまたプラモデルっぽくてカワイイ。
■清水草一の考え
おっかさ~ん、マルコメ味噌。そう、ジムニーのデザインはおっかさんの味。誰も抵抗できない超定番的魅力に満ちている。自動車って本来こういうカタチだったよね、というものを、みんなに突き付けたのだ。みんなコロリとやられてしまいました。降参です。
●どんなクルマ?
4代目はラダーフレームにリジッドアクスルのサスペンションと、ジムニーの伝統を継承しつつスクエアボディを採用して大人気に。
■9位/ダイハツ・コペン・セロ
■竹岡 圭の考え
オープンカーって購入するには勇気が必要。いくら電動で操作は簡単、ルーフを閉めていれば荷物も積めると言われても……、2名乗りだし。なので、この外観に心底惚れるか、ライフスタイルを確立した人じゃないと選びにくいかな。けど、やっぱり憧れなんですよね。
■清水草一の考え
ロールケーキがおふとんをかけて寝てるみたいな、かわいさだすね。ただちょっとツルリンとしすぎていて、海坊主みたいにも見えるのが難点。やっぱりクルマは甘いだけじゃダメ。どこかに力強さがないとc というのがオッサンの見解だす。うおおおおおお!
●どんなクルマ?
脱着ボディで着せ替え可能として2014年6月に登場した2代目コペン。丸目のセロは、ほか2モデルより少し遅れて2015年12月登場。
■10位/日産ジューク
■竹岡 圭の考え
ブサカワって、いったんハマると抜けられない。美味しいかどうか微妙なのに、あとを引くお菓子みたいなものです。でも冷静に見ると、サイズ感的にもパワー感的にも、お値段的にもちょうどイイ。適度なこだわりもあるし、いったん付き合うと離れられなくなる魅力アリです。
■清水草一の考え
女子にはこれ、キモカワイイのかな? 男子(56歳)には、キモユニークに見える。顔つきもお尻も昆虫的。丸いヘッドライトは誘蛾灯で、それに自ら吸い寄せられていく昆虫みたい。でも欲しいところまではいかないかなぁ。実は虫はあんまり好きじゃないから。
●どんなクルマ?
日本におけるクーペルックSUVの元祖的存在。デビューは2010年6月とかなり前だが、顔つきはいまだにトップクラスの個性を誇る。
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