【ジムニー、ランクル、CX-5…】ホンモノの四駆はコレだ!! なんちゃって四駆はなし!??


■日産 オールモード4×4i/エクストレイル

エクストレイルが採用しているのがオールモード4×4i。ロックモードはフロント50%、リア50%、オートモードはフロント100%〜50%、リア0%〜50%、2WDモードはフロント100%、リア0%の駆動力配分

ここでも先行したのはエクストレイルで、2代目の“オールモード4×4i”でより高度なインテリジェント制御に進化。新たに“ヨーモーメントフィードフォワード制御”という概念が導入されている。

舵角センサーやアクセル開度などからコーナー進入時のドライバーの意思を予測。前輪のコーナリングフォースを確保するため、必要なら後輪にトルクをシフトさせる制御を行なう。

考え方としてはFRベースのアテーサE−TSと同様の制御だが、FFベースだと通常のフィードバック制御ではどうしても“遅れ”が生じて違和感が残る。

SUVで重要なアイスバーンでのリニアなハンドリングを狙おうとすると、予測制御でないと間に合わないのだ。

旋回が始まった後は横Gから算出されるヨーレートと舵角センサーから見た目標ヨーレートを比較、今度はフィードバック制御で前後トルク配分を変化させて目標コーナリングラインに乗せるべく前後駆動力配分が調整される。

■マツダ i-ACTIV AWD/CX-5、CX-8ほか

電制カップリングを使ったマツダのi-ACTIV AWD

この考え方を踏襲し、さらにお得意のGベクタリング制御を盛り込んだのがマツダのi-ACTIV AWDといえる。

マツダによると、いくら電制カップリングを巧みに制御してもエンジン側のトルクレスポンスが追いつかないと絵に描いた餅で、緻密にトルク変化を制御できる応答性の高いエンジンがあってはじめて、思いどおりのライントレースが可能になるという。

つまり、最新の電製カップリング4WDの制御は、相当にハイレベルなところまで来ているということ。タフネスと信頼性を重視するオフロードとは対照的に、緻密でデリケートな領域で技術競争が繰り広げられているわけだ。

次ページは : ■スバル マルチモードDCCD/WRX STI

最新号

ベストカー最新号

日産が前へ動き出す! 日産スクープ総力特集!|ベストカー 7月10日号

本日、ベストカー7月10日号発売!!日産伝統のスポーツモデルの最新情報、セダン特集などをお届け。さらにランクル300の生写真も独占入手!!

カタログ