どんだけ残っている?あれの残存率(2)〜クルマ界のサバイバル〜

そのほかの事象

喫煙車

 かなりタバコを吸う人でも自分のクルマは禁煙車、という人が激増中ゆえ、喫煙車はドンドン減ってきている。BCでお世話になっているガソリンスタンドの店員も、給油の時に灰皿の吸い殻を捨てる人はかなり減っていると証言。その代わり、クルマを降りて携帯灰皿の吸い殻を捨てているという。

 独身でも既婚でも自分専用のクルマが持てるなら喫煙車もありだが、家族で使うとなればまず禁煙車というのが今の常識。さらに最近では喫煙車は禁煙車に比べて買い取り価格が安くなる傾向にあるのも痛いところ。レンタカーも圧倒的に禁煙車のほうが多くなっているしね。

残存率……30%

ハイドロ車

 これはサスペンションにハイドロを装着して、生きているかのように上下動させるもので、基本は2ポンプ2バッテリーながら、4ポンプ8バッテリーという猛者もいた。

 ’90年代中盤、大黒ふ頭(神奈川県)がメッカで毎週末100台以上が集結していた。全国各地でもいろいろ盛り上がっていたが、今やほとんど見かけることはない。

 一番の要因はやっている人たちが飽きてしまったこと。取り締まりの強化もあるし、ハイドロ仕様にするには非常にお金がかかる(百万単位)が、長引く不況でクルマにお金がかけられないというもの。ただ、根性のある好き者は今もクルマを上下させて悦に入っているもよう。

残存率……5%

 ちなみに、ハイドロはローライダーが基本だったが、その逆のハイリフトの残存率も同じくらいの5%程度。

Tシャツシートカバー

 47歳の担当もこれをナマで見たことはない。当時やっていた人は、〝シャレ、ノリ〟を強調するが、なぜ流行ったのか理解できない。Tシャツシートカバーは非常に気恥ずかしい、できることなら消し去りたい記憶のひとつであるという人もいる。

残存率……限りなく0%


 もしここで挙げた事象を現在も継続している人、新規で始めた人は編集部まで連絡ください!

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