トヨタ 新型スープラ最新情報!! 白いスープラも発見!?

トヨタ 新型スープラ最新情報!! 白いスープラも発見!?

2019年1月14日、北米のデトロイトモーターショーで新型スープラが世界初公開された。日本での発売は今年春頃であることもアナウンスされが、この際、トヨタは新型スープラの概要も公表。

パッケージ・レイアウトをはじめ、クルマについての基本的なその内容は、これまでにお伝えしてきた通りだが、今回はいくつかのトヨタディーラーなどを徹底取材。

すると販売情報を中心に、新型スープラの新たな事実がわかってきた。千代田区水道橋のトヨタ本社で発見した、白いボディカラーのスープラとともにお届けしよう。

〈今回わかった新型スープラ最新情報のポイント〉
●販売店は全国トヨタの全系列
●受注開始は3月頃の予定
●発売時期は5月頃の予定
●展示車&試乗車はGRガレージに優先的に用意される模様
●日本正式発表前に主要スペックは公表ずみ
●予想価格は約500万~700万円

※本稿は2019年2月のものです
文・写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年3月10日号


■全国のトヨタの全系列店で販売

まず、新型スープラを扱う販売店は、全国のトヨタの全チャネルであることが判明。

新型はGAZOOレーシングが展開するスポーツカーシリーズ「GR」初のグローバルモデルとして登場し、トヨタにはGRシリーズの試乗車などが用意される「GRガレージ」が併設された販売店が全国に約50カ所あるため、このGRガレージで販売されるのでは? という憶測があった。しかし、そうではなくトヨタの全販売店で買うことができるというわけなのだ。

トヨタは4つあるトヨタブランドの販売チャネルを実質的に一本化する方針で、新型スープラの全店での併売も、その新しい販売体制の一貫であるといえそうだ。

千代田区水道橋にあるトヨタ東京本社に展示されていた白いスープラ。そのスタイルをより美しく見せている。※なお現在はすでに展示されていない

ただ、そうなると気になるのが、いち早く新型スープラを手に入れたい場合はどこの販売店で買うのがいいのか? だ。新型はBMW Z4と車体を共有し、オーストリアの自動車サプライヤーであるマグナ・シュタイヤーによって生産される輸入車。生産台数は公表されていないが、年数千台程度で少ないとみられる。

優先的に新車が入荷される販売店はあるのか? いくつかのディーラーに聞いてみたが、これについては取材時点(2月1日)では、まだ決まってはいないようだった。

GRガレージが設置された販売店があるのに、そのメリットはないのか? というとそんなことはなく、「展示車や試乗車についてはGRガレージで優先的に用意される可能性があります」と、話す首都圏の販売店もあった。

リアスタイルもより引き締まって見える

■3月に予約受注開始

予約受注については2月初旬時点では実施していない。価格が決まっていないこともあって、具体的な商談がまだできないということだ。

新車販売事情に詳しい遠藤徹氏によると「3月上旬にトヨタは販売店向けの説明会を実施すると聞いています」とのことで、これに合わせて3月頃に予約受注が開始される見込みであるという。

外観同様に内装デザインも精悍な印象

新型スープラのラインナップは、異なるエンジンごとに分けられた3グレードが用意される。エンジンはすべてツインスクロールターボで、340psを発揮する3L直6ターボ、そして258psと197psとスペックの異なる2種の2Lターボを設定。

グレードは、3LターボがRZ、2Lターボは258ps仕様がSZ-R、197ps仕様がSZとなり、懐かしの80系スープラの名称が使われる。トランスミッションは3Lターボ、2Lターボともに8速ATのみで、MTの設定はない。

ちなみに、これらのスペックや下の諸元表は日本仕様のもので、トヨタはスープラの日本発表前に公表したことになる。これは珍しいことだ。

搭載するエンジンはスープラ伝統の3L直6ターボと2種類の2Lターボを設定。2Lターボはスペックの違う258ps版と197ps版となる

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