【知っておくべき非常電話の使い方】もし高速道路で何かあったらどうする?


■非常電話の使い方

非常電話の主な機能として、通話のほかに4つのボタンが設置されていることが特徴だ。扉を開けるとボタンが4つ設置されており、「故障」「事故」「救急」「火災」を選択して押すとランプが点灯、すぐに各道路の管制センターの担当部署に繋がり、状況を知らせることができ、担当者が然るべき対応をしてくれる

 事故・故障などの非常事態発生時に使用可能な非常電話は、まず非常電話BOXの蓋を開け、受話器を取るだけで各道路の管制センターにつながり、事故や故障の状況・負傷者の有無などを伝えることができる。

 非常電話に備わる「故障」「事故」「救急」「火災」の4つの状況を表示したボタンが設置されている非常電話では、あてはまるボタンを押せば横にあるランプが点灯して、電話が各道路の管制センターに接続する。

 ボタンがないタイプでも受話器を上げただけでおよその車両位置を把握できる。会話などが困難な場合は、受話器を叩くなどの合図で緊急事態の発生を知らせるようにいてほしい。

 事故に遭うとどうしてもパニック状態になりがちで、電話口の担当者に自分の状況を上手く説明できない場合が多い。

  このボタンを押すだけで大まかな状況が伝わるので、担当者にも状況の内容を話しやすいようになっている。

 以下、非常電話をかける際のポイントを順番に並べてみたので読んでいただきたい。

1/事故や故障などが発生したら、非常電話の受話器を上げ、道路管制センターに連絡

2/故障、事故、救急、火災の表示がある非常電話の場合、あてはまるボタンを押すと横にあるランプが点灯。ボタンがない非常電話は受話器を上げただけでおおまかな位置が特定できる

3/道路管制センターの係員が応対。わかる範囲の情報(何が起こったのか、けが人の有無、クルマが車線上にあって危険かどうかなど)を話す

4/緊急対応が必要と判断された場合は、道路管制センターの指示により、高速道路のパトロールを行っている交通管理隊が現地に急行。道路情報板の点灯により後続車に注意喚起を促すなど適切に対応する

■事故に遭遇した時の注意点

もし、クルマにトラブルが起きたらハザードランプを点灯させ、路肩に寄せたり、可能な限り広い場所まで自走する。同乗者を避難させ、三角表示板などをクルマから50m以上後方に置く。停止しているクルマ付近で待機していた乗員が跳ねられる事故が多発しているので、ガードレールの外側に避難し、非常電話か携帯電話で救援依頼する

 高速道路や自動車専用道路では、一般道とは違って接近する車両は停止している自車の付近を100km/h近辺の速度で走行していることを忘れてはいけない。

 路側帯などに停車した車両や付近に立っていた乗員に接触してしまうような二重事故の可能性を減らなければならないからだ。

 もし、事故や故障にあっても、まずは慌てず騒がず落ち着いて、ハザードランプを点灯して後続車に非常停止していることを知らせたうえで、路肩などにも状況によるが可能な限り広い場所まで自走する。

 車両を路肩など安全な場所に停め、周囲の状況に注意を払いながら同乗者を避難させて、発煙筒や三角表示板など停止車両から進行方向の50m以上後方に設置する。

 そのうえで自身も含めて乗員とともにガードレールの外側に避難して、非常電話を使うか、携帯端末で110番あるいは道路緊急ダイヤル「#9910」に電話をかけて事故対応や救急などを依頼する。

次ページは : ■全国共通・通話料無料の道路緊急ダイヤル「#9910」

最新号

ベストカー最新号

【新型プリウス デザイン判明!!】 EVスポーツで「セリカ」復活|ベストカー6月10日号

集中BIG特集「ホットハッチ世界大戦」。カラー14ページでド~ンと!  季節は初夏。「ホット」なハッチで熱く走ろう!実用性と走りの楽しさを兼ね備えたクルマ、ホットハッチ。マルチな性能だっていかんなく発揮します。そんなホットハッチを取り上げる…

カタログ