■第3位 ホンダ ヴェゼル
●2019年3月の新車販売台数:8214台
●価格帯:207万5000~292万6000円
●ココがいい!
コンパクトSUVだが、燃料タンクを前席の下に搭載したから、荷室の床が低めで積載容量が大きい。後席の足元空間もエクストレイル並みに広く、畳めばボックス状の荷室になる。排気量は1.5Lだが、直噴式の採用で動力性能に余裕がある。
●ココが「う〜ん!!」
発売後に乗り心地を改善したが、今でも少し硬い。後席のドアノブは、高い位置に縦向きに装着されて操作性が悪い。ハイブリッドは燃費数値が不満で、走行状態によっては変速の滑らかさに欠ける。
●評価項目
・オンロードでの乗り心地…6
・街中での取り回し…8
・動力性能…5.5
・4WDの性能…5
・インテリアの質感…5
・コストパフォーマンス…7.8
●HYBRID X・Honda SENSING 主要諸元
・全長×全幅×全高:4430×1770×1605mm
・ホイールベース:2610mm
・最低地上高:170mm
・車両重量:1370kg
・エンジン:直4DOHC、1496cc
・最高出力/最大トルク:132ps/15.9kgm
・モーター出力/トルク:29.5ps/16.3kgm
・JC08モード燃費:23.2km/L
■オススメグレード…X・ホンダセンシング
■第4位 マツダ CX-5
●2019年3月の新車販売台数:6330台
●価格帯:257万0000~355万8600円
●ココが「いい!」……人気の高いミドルサイズSUVで、前後席とも居住性が快適だ。クリーンディーゼルターボは実用回転域の駆動力が高く燃料代は安い。ディーゼルなのにノイズも小さい。足回りの伸縮性が優れ、乗り心地も快適だ。以前は後輪の接地性が不足していたが先ごろ改善された。
●ココが「う〜ん!!」……ガソリンターボは高回転域の伸びが悪く、ガソリンらしいスポーティ感覚が乏しい。乗り心地に粗さはないが、時速40km以下で少し硬い。斜め後方の視界が悪い。
●主要項目
・オンロードでの乗り心地…8.5
・街中での取り回し…4
・動力性能…8
・4WDの性能…5.5
・インテリアの質感…6
・コストパフォーマンス…7
●XD L Package 主要諸元
・全長×全幅×全高:4545×1840×1690mm
・ホイールベース:2700mm
・最低地上高:210mm
・車両重量:1670kg
・エンジン:直4ディーゼルターボ、2188cc
・最高出力/最大トルク:190ps/45.9kgm
・モーター出力/トルク:―
・JC08モード燃費:16.6km/L
■オススメグレード…XDプロアクティブ
■第5位 日産 エクストレイル
●2019年3月の新車販売台数:6225台
●価格帯:223万1280~380万4840円
●ココが「いい!」……前輪駆動をベースにした4WDを搭載するが、価値観はオフロードSUV風で、水洗いの可能な荷室を備える。後席の頭上と足元の空間も広い。4WDはロックモードを備えて、走破力を高めた。運転支援機能のプロパイロットも採用する。
●ココが「う〜ん!!」……ハイブリッドは実用燃費があまりよくない。動力性能も高くない。取り回し性は平均的だが、先代型に比べると後方視界が悪化した。緊急自動ブレーキは、車両に対する作動上限速度が80km/hと、今時のモデルとしては低い。
●評価項目
・オンロードでの乗り心地…7
・街中での取り回し…5.5
・動力性能…5
・4WDの性能…6
・インテリアの質感…5.5
・コストパフォーマンス…8
●XD L Package 主要諸元
・全長×全幅×全高:4690×1820×1730mm
・ホイールベース:2705mm
・最低地上高:200~205mm
・車両重量:1640kg
・エンジン:直4DOHCハイブリッド、1997cc
・最高出力/最大トルク:147ps/21.1kgm
・モーター出力/トルク:41ps/16.3kgm
・JC08モード燃費:20.0km/L
■オススメグレード…20Xi
コメント
コメントの使い方