ロードスター,マツダ3を作ったマツダがMTの絶滅を救う!?

クルマ好きのMT派ユーザーを取り込みたい!

 マツダがMTに力を入れる背景にも、この市場動向があるだろう。MTを用意すれば、クルマ好きのMT派ユーザーを取り込めるからだ。ホンダシビックでも、6速MTがセールスポイントになっている。

 従来のMTは、時代遅れのメカニズムとされた。ATであればドライバーがギヤチェンジから開放され、ハンドル操作に専念できるため、快適性だけでなく安全性も高まるといわれた。

 今のATならパドルシフトを使ったマニュアル変速も可能だから、速さという意味でもわざわざMTを選ぶメリットは薄れている。

 しかし、クルマの価値観とニーズは常に変化する。クルマは簡単に、便利に使えることを追求しながら進化してきたが、最近は安全面を中心にその限界が見え始めた。

 クルマが100年に一度の変革期を迎える今だからこそ、MTに新しい役割が求められているのかもしれない。

※参考/MTが用意されている主な日本車(マツダ車以外)
●トヨタ
86、カローラアクシオ/フィールダー、カローラスポーツ、ヴィッツGR/GRスポーツ
●日産
フェアレディZ、ノートNISMO S、マーチNISMO S
●ホンダ
シビックタイプR、シビックハッチバック、フィット13G F、フィットRSホンダセンシング、S660
●スバル
WRX STI、BRZ
●ダイハツ
コペン
●スズキ
ワゴンR FA、アルトF&ワークス、ハスラー、スイフト&スイフトスポーツ、ジムニー&ジムニーシエラ

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