【高齢者の免許更新は1年おきに!】 クルマ界 こうなってほしい14の提言 [カーライフ編]

■値上げと値下げを繰り返す「自賠責保険」のカラクリ

(TEXT/渡辺陽一郎)

 自賠責保険料は、値上げと値下げを定期的に繰り返す。その理由は「事故が増えて保険金支出が増えたから」という常識的なことではない。

 自賠責保険は、損しても得してもいけないと法律が定めている。そこで値上げして保険料を溜め、値下げして吐き出すことを繰り返し、保険収支を均衡させている。

 つまり作為的に値上げと値下げを行うわけで、顧客に不親切!

だからといって高い値段で固定されても困るんですけども

■アルミや樹脂パーツが増えて、マグネット式標識が貼りにくい!

(TEXT/竹岡圭)

 初心者マークの装着位置って、車体の前面と後面の「地上0.4以上1.3m以下の見えやすい位置」って決まってるけど、最近のクルマはアルミとか樹脂などのパーツが増えて、その場所にマグネットでくっつかないこと多いんですよ。

 周囲から見えないと意味がないものなんだから、時代に合わせて法律も変えて~っ!

地味ながら重要な提言。こんな風に吸盤で貼れる車ばかりではないし、そもそも吸盤は耐久性の面から不安が残る

■最悪は青天井! コインパーキングの料金がわかりづらい!

(TEXT/清水草一)

 コインパーキングは便利だ。でも、あまりにも料金の変更が激しすぎる! いつのまにかすんごく高くなってたりするから、油断していると大変なことになる。

 上限料金の設定も、看板をよーく読まないとわかんなかったりするケースがある。なかには「ほとんど詐欺じゃん!」と叫びたくなる所もあるぞ!

都内でも場所によって天と地ほどの料金の違いを感じるコインパーキング。目ん玉飛び出ます(表現が古い)

■受注前倒しが激しすぎる!

(TEXT/渡辺陽一郎)

 今は新型車が登場する時、生産を伴う発売の数カ月前に、予約受注を始める車種が増えた。早々に受注すれば、発売前に売れ筋グレードなどがわかり、生産開始と同時に納車も始められるからだ。

 その代わり顧客は実車を見ずに商談を行い、注文したあとも長々と待たされるハメになってしまう。不親切な売り方だ。

■実は大きなリスクも! 「残価設定ローン」に頼るべからず!

(TEXT/渡辺陽一郎)

 残価設定ローンは、月々の返済額が安い代わりに、返済期間を終えても愛車は自分の所有にならない。この時に乗り替えを提案できるから、メーカーと販売会社は力を入れる。

 ただし返済額が少ないから、ユーザーは常に多額の債務を負担する。事故が生じた時の精算など、危うい面も多いのだ!

申し込みの際にはよく注意して

気になった人はこちらの記事もチェック!→「噂の「残価設定型ローン」で得する人と損する人と大事な注意点」

■まさかの実体験! 一部の自動車保険会社はとても悪質!

(TEXT/岡本幸一郎)

 実は先日、追突事故に遭ったばかりで、今回の相手方のA社はよくしてくれていて満足なんだけど、かつて筆者の親族がぶつけられた際のB社の対応は本当にひどかった。

 まず、現場では相手方が全面的に非を認めていたのに、後日まったく話が変わっていてビックリ。

 ラチがあかないので鑑定をという話になったら、裏から手を回して子飼いの鑑定士に自社に有利なインチキな鑑定をさせた。その後、裁判でひっくり返したけどね。とにかく面倒な相手で、書ききれないほどネタはある。

 保険会社なんて似たようなものと思っていたけど、メジャーなS社が実は業界内で極めて悪名高いことも知った。みなさん、保険会社は選んだほうがいいですぞ。

まさかまさかな実体験からの提言。皆様もお気をつけて…

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