現行モデルのXグレードは1年程度継続生産
現行モデルは2019年6月いっぱいでオーダーストップになり、在庫一掃セールをスタートさせている。ただベーシックグレードの「X」は法人向けの車両として1年程度継続生産する。
そのほかのグレードは、在庫一掃セール車は大幅値引きで買える状況にあり、ひと声30万円引きが可能な状況にあり、なかには在庫を売りきった販社も出始めている。
※値引額は地域、時期によって変わってきますので参考程度にお考え下さい。
首都圏カローラ店営業マンに聞いた「生の声」
最後に、首都圏のカローラを扱う、カローラ店の営業マンから、新型カローラに関する生の声を聞いたので紹介しよう。
●証言1
トヨタ本社からつい最近、販売マニュアルが送られて来た。従来モデルの商談に来たお客さんには在庫車の説明と同時に次期型の概要を伝え、新旧型どちらでも選べるようにしている。
次期型は全車3ナンバーサイズになり、大幅なクオリティアップになるが、価格が10万円以上高く、値引きも本体から5万円以下になると説明している。
基本的にはカローラスポーツのセダンとワゴンバージョンであり、商品力アップしたぶん、売りやすくなると期待している。
ただ2020年5月からはトヨタ全店扱いになり、トヨタ販売店同士の競争が激しくなるので、今のうちに可能な限りお客さんを確保しておきたいと考えている。
従来モデルはすでにオーダーストップし在庫一掃セールに入っている。在庫があれば車両本体価格から30万円以上の値引きができるので、売りやすく、売りつくしてしまうのではないか。
●証言2
次期型カローラシリーズは2019年7月中旬頃にメーカーの商品説明会があり、以降本格的なティザーキャンペーンをスタートさせる方向。
3ナンバーサイズに拡大し、大幅なクオリティアップを図っているので、売りやすくなる。約7年ぶりのフルモデルチェンジなので、待ち望んでいるお客さんは多い。
車両本体価格が10万円以上アップし、値引きもあまりできないので実質20万円くらいの割高感ある。それでも商品力のアップ、性能向上、使い勝手の良さでカバーできると予想している。
残価設定クレジットを組み、毎月の支払額のリーズナブルさを重点に販売促進を目指したい。
10月の消費税引き上げ前に納車できる台数を可能なかぎり稼ぐために、8月に入ったら早急に事前受注の準備に取りかかりたいと考えている。
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