■ホンダ 新型N-WGNが販売好調。納期は10月以降に
ホンダが7月18日にフルモデルチェンジしたN-WGNが好調な販売推移を見せています。月販目標を7000台に設定したのに対し、7月下旬現在の納期は2カ月強待ちの10月上旬になっています。
推定バックオーダーは2万台近くであり、増産しだいで月販1万台乗せの可能性も出てきました。
8月には競合するダイハツムーヴやスズキワゴンRを抜いて、同クラスのトップセラーモデルに浮上する見通しです。
■10月1日トヨタ クラウンに特別仕様車を設定
トヨタは10月1日、クラウンに特別仕様車「スポーツスタイル」を設定、発売します。
7月に発売した特別仕様車「エレガンススタイル」に次いで発売されるモデルで、Sタイプをベースにブラック系シート表皮、18インチアルミホイールなどを採用します。エンジンは2.5Lハイブリッド、2Lターボを搭載します。8月下旬から事前予約をスタートさせます。
■シエンタにアウトドアテイストの特別仕様車を設定
トヨタは10月4日、シエンタにアウトドアテイストの特別仕様車を設定します。
2列&3列シート仕様の最上級グレードGをベースに、専用の内外装カラーリング、アルミホイールなどを装備した仕様になる予定です。
ホンダは10月18日にフリードをマイナーチェンジし、同時にSUVテイストの「クロス」を設定して発売しますが、このライバルの動きに対抗させる狙いもありそうで、これら追加モデルが今後マーケットでどのような評価を得るか注目されます。
■(画像ギャラリー)夏以降要注目のクルマたちをチェック!!!
■トヨタ マークXの生産打ち切りが秒読みに
トヨタはエスティマとマークXについて年内に生産中止の意向を販売店に伝えています。
このうちマークXにつては、納期は10月下旬以降ですが、まだ正確な生産終了の期日を明らかにされていません。
なお、年内でモデル廃止する場合、10月中のオーダーストップが有力です。
●まだ買えるかも!? じつは復活するかも!? 最新記事「【まだ買える!! しかも販売好調!!】絶版確定マークX最終仕様の復活可能性」はこちらから。
●すでにオーダーストップしてしまったエスティマ。現場の悲痛な叫びはこちら。
■ジムニー/ジムニーシエラの納期は依然長期間。流通形態の複雑さも影響か?
スズキが2018年7月に発売したジムニー/ジムニーシエラの納期が、1年経過しても1年以上待ちと引き続き長期にわたっている状況が続いています。それだけ人気が高く、バックオーダーが多いため解消できていないといえるのですが、スズキ独自の流通上の問題も指摘されます。
スズキは正規代理店のネットとしてスズキ店、スズキアリーナ店があり、その下に比較的大きな副代理店、さらに一般業者の業販店があり、それぞれがユーザーに新車を売っています。
メーカーから仕入れるのは正規店が窓口になっているのですが、末端の副代理店や業販店は人気の高いジムニー/ジムニーシエラをユーザーに可能な限り早く届けたいために、ユーザーが決まっていなくても自社名義で発注するケースがあります。
これによって納期がさらに長引いている要因になっているとの見方もあるのです。
今年4月以降、それまでの50%増にあたる月販3000台規模まで増産していますが、コンピュータ上での納期確定がまだ正確にできない状態が続いているようです。
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