【ダイハツの世界初公開は4台!】東京モーターショー出展車の市販可能性は?

多用途に対応する次世代軽トラック/TsumuTsumu(ツムツム)

エクステリアデザインは軽トラックとは思えない未来的なデザイン。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1850mm
エクステリアデザインは軽トラックとは思えない未来的なデザイン。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1850mm

 物を積むということから名づけられたツムツムは、多用途に対応する次世代軽トラック。

 荷台の長さを従来の軽トラックと同等としながらも、従来の軽トラックの使い方にとどまらず、農業用ドローン基地や個室空間など軽トラックの使い方の幅が一層広がる換装可能な荷台を設定している。

 また、キャビン内を広く使える新しいレイアウトを提案。大開口のエルボードアと呼ばれる中折れ式ドアを採用することで、抜群の乗降性を実現している。

 現在販売されている軽トラックはあまり進化していないが、ダイハツがこうした次世代軽トラックを出してきたのは画期的。

 乗り降りがしやすい大開口のエルボードアで補助ドアも観音式ドアで開くアイデア、車中泊の個室やバイク、MTBの搭載など、用途に合わせて着せ替える(載せ替える)ことができる荷台など、これまでになかった素晴らしいアイデアだ。反響が大きければ、発売される可能性は高い。

開口部の大きいエルボードア、補助ドアを採用することで乗り降りがしやすい
開口部の大きいエルボードア、補助ドアを採用することで乗り降りがしやすい
農業用ドローンを使うためのツムツムの荷台をドローン基地に例。ドローンのほか、用途に合わせてさまざまな荷台を換装することができる
農業用ドローンを使うためのツムツムの荷台をドローン基地に例。ドローンのほか、用途に合わせてさまざまな荷台を換装することができる

自動運転タイプのパブリックトランスポーター/IcoIco(イコイコ)&Nipote(ニポテ)

自動運転タイプのパブリックトランスポーター、イコイコ。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1995mm
自動運転タイプのパブリックトランスポーター、イコイコ。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1995mm

 イコイコは誰もが自らの意思で移動することをサポートし、ファースト/ラストワンマイル(家と最寄りの中継時点の間を指す)での活用を目指した、自動運転タイプのパブリックトランスポーター。

 クルマ椅子や大きな荷物を持った旅行者などみんなの乗り降りを考え、格納式のスロープを搭載する。

 ニポテは付属のお世話ロボットで話しかけることで移動に関する生活をアシストする。

 自動運転時代を迎えるのはまだまだ先だが、あと10年もすれば、お世話ロボット、ニポテのいるイコイコが走り回る時代が来るかもしれない。

ドアを開けるとスロープが出てきて乗り降りがしやすい作り
ドアを開けるとスロープが出てきて乗り降りがしやすい作り
孫を意味するニポテは、イコイコに<br> 付属するロボット。乗車する人たち<br> がニポテに話しかけると、移動に関<br> することをお世話してくれる
孫を意味するニポテは、イコイコに
付属するロボット。乗車する人たち
がニポテに話しかけると、移動に関
することをお世話してくれる

【画像ギャラリー】ココが凄い! ダイハツの東京モーターショー出展車の詳細

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