【祝・ノーベル化学賞受賞!!!】 ニッポンのクルマを支える「お家芸」たち

■これも日本が独走! 燃料電池車

(TEXT/編集部)

 CO2を排出しない燃料電池車(FCV)。

 現在、日本には一般ユーザーが買えるMIRAIとフリート販売のみのクラリティフューエルセルの2台だが、市販されているだけでも日本は凄い!

 自動車評論家の鈴木直也氏は「次世代のハイブリッド車としてFCVには個人的に期待している。

日本は集約国家だから環境的に合致するし、水素ステーションなどインフラの整備が整えば一気にブレイクスルーする可能性を秘めていると思う。

ピーク時の負荷を上げる発電所を増設するよりも、貯蔵が利く水素立国を目指すべきだよね」

2015年、ベストカー編集部に納車されたMIRAI。現在も活躍中です!

【番外コラム】輸入車が密かに採用する日本製の部品

ボルボは現在、ほとんどのモデルでトランスミッションにアイシン・エィ・ダブリュ製の8速ATを採用している

 日本のサプライヤーが優秀なのは今さら言うまでもないのだが、ATの世界市場でナンバーワンのシェアを誇っているのがアイシン・エィ・ダブリュ。

 BMWやボルボ、ジャガー、フォード、PSA、GMなどに採用されており、2004年のポルシェ911(997型)には同社製6速MT(※当時はアイシンAI)が採用されて話題になった。

 また、電動パワステで世界シェア1位のジェイテクトは先代AクラスやBMWミニにも採用されているほか、VWはコイルばねをニッパツ、熱交換用コンデンサーをケーヒン、車体用ゴムを鬼怒川ゴム工業、ワイヤーハーネスを住友電気工業など日本製部品を続々と採用している。

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