「7つの課題」の進み方 自工会会見で語られた次世代モビリティ社会への壁、鍵はバッテリーの「静脈側」とCN燃料「E20」の認証制度がないこと!??

編集部の視点:実装フェーズに入った「産業横断」

 今回の会見は、「7つの課題」を“説明する段階”から“実装・検証結果を横展開する段階”へ歩みを進めたことを示した。

 通商では関税の下振れを引き出し、税制では内需の減速リスクに明確な対案を示す。供給網では価格交渉の形式論を超え、トップレベルでの行動を部材・型取引の現場まで降ろし始めた。

 成果の全体像は今年11月、自工会から経団連モビリティ委員会への報告でより詳細に明らかになる見込みだが、「官民・異業種の共創」を体感へつなげるロードマップも見えてきたといえる。

 そうしたなかで、日本自動車界最大の祭典であるジャパンモビリティショー2025が、10月30日から東京ビッグサイトで始まる。

 カーボンニュートラル社会への道のりはまだ遠い。しかし進むしかないし、進んでいる道筋はしっかりと見えてきた。

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