ベンツ最上級ブランド マイバッハなGクラスとは一体? 誰が買うの!?

どこに需要があるの!?

 気になるのは、なぜGクラスをベースに、新たなマイバッハモデルを作ったか、ということだ。その理由についてモータージャーナリストの中村孝仁氏は次のように語る。

 「いまベンツはマイバッハブランドを作り上げている最中で、ブランド定着のために、いろんなカテゴリーのクルマにマイバッハを設定したいと考えているんじゃないかな。

 それでセダン、オープンの次を探した時にSUVが浮上して、ベンツ製SUVの最高峰として広く認知されているGクラスが選ばれた。でもふつうに出してもダメだから、ランドレーというボディ形状を選択したんじゃないか」

 世に多く存在するラグジュアリーSUVの究極になろうという狙いはないのだろうか。

 「それはない。Gクラスはベントレー ベンテイガのようなアーバンSUVとは違って、本当に悪路を走れるクルマ。要はドバイの金持ちとかが砂漠に行く時に、最適なクルマを作ったってことだよ」と結論づけた。

 というわけでマイバッハG650ランドレー、近所の砂漠に行くのが大好きな人にぜひオススメしたい。世界限定99台で、価格は6000万円超の予想だ。

リアシートとフロントシートの間にはパーテーションが設置される。ボタンひとつで擦りガラスに変化するから後席でなにをしようがドライバーにはわからない
リアシートとフロントシートの間にはパーテーションが設置される。ボタンひとつで擦りガラスに変化するから後席でなにをしようがドライバーにはわからない
Gクラスにこのシートは新鮮。レクサスLXの押し出し感がかわいく思えるほどだ
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