マツダの次期ロータリー復活シナリオを読む! 搭載車はこれだ!!

■意外や、小型でキュートなこのモデル

 ではそこで気になるのが「どのクルマにそのロータリーを使ったユニットを載せてくるか」だが、ここにきて可能性が急浮上しているのが、欧州トヨタが2013年にフランスで発表した小型EVのコンセプトカー、「ME.WE(ミー・ウィー)」だ。

欧州トヨタが発表したコンセプトカー「ME.WE」。夢のクルマかと思われていたが、案外作り込まれている
欧州トヨタが発表したコンセプトカー「ME.WE」。夢のクルマかと思われていたが、案外作り込まれている

 発表されたミー・ウィーはボディサイズが全長3440×全幅1750×全高1600mmと、やや全幅が広く、いかにもコンセプトカー的なギミックも仕込まれていたため、さすがにこのままのスタイルで市販に移されることはないだろう。

 しかしこのデザインエッセンスを生かした形で、若者向けのモデルとして登場してくることが予想されている。

 愛嬌を感じさせるルックスに、ロータリーエンジン搭載というマニアックさ。そしてモーター駆動の力強さも手伝って、人気を博す可能性は充分にある。早ければ2019年の東京モーターショーに姿を現わすかもしれない。

 ミー・ウィーはどこかホンダのN-ONEを思わせる顔つきがキュート。もちろん価格はまだまだ決まっていないが、ノートe-POWER同様、200万円を下回るスタートプライスで登場すればヒット作となるかもしれない。

 いずれにせよまだまだ開発には時間がかかるはず。当サイトではこの情報も引き続き注目しており、新たなニュースが入り次第お伝えしたい。

「ME.WE」のリア。多くの広報写真が提供されたところを見ても、それなりに力の入ったコンセプトカーであることがわかる
「ME.WE」のリア。多くの広報写真が提供されたところを見ても、それなりに力の入ったコンセプトカーであることがわかる

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