新型クラウン発売直前!! 日本の至宝「クラウン」の魅力と実力とは

■クラウンのように日本市場で愛されるクルマを作るためには

 クラウンには60年以上の歴史があり、そのブランド力は最強だ。だからこそ新型クラウンが発売されると、今でも実車を見ないで、セールスマンにすべてを任せて購入するユーザーが多いという。このユーザーからの信頼、つまりブランド力は、レクサスLSなど足元にもおよばない。

現行型クラウンのように「売れる国産セダン」を作れるのか
現行型クラウンのように「売れる国産セダン」を作れるのか

 従って他の高級車がクラウンのようになるのはきわめて難しいが、そこから学ぶべきことは多いだろう。日本のユーザーと向き合って丹念に開発すれば、購入に結び付く。

 この根底にあるのは、各メーカーが売れ行きを伸ばしている軽自動車/コンパクトカー/ミニバンと基本的には同じものだ。

 また各メーカーとも、過去には好調に売れるLサイズセダンを販売してきた実績がある。そこに今のクラウンの分析を重ねれば「セダンの復権」は不可能ではない。

 もちろんそれだけでなく、課題は日本のユーザー側にもある。日本で売る自社商品に、どれだけ愛情を注げるか、国内市場の将来をどれだけ大切に考えているかにも掛かっている。

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!