■アウディのテストコースにベライゾンのネットワーク環境を構築
続いて発表されたアウディAGとの提携では、ドイツのインゴルシュタット近郊にあるアウディのテストコースに、5GとLTEワイヤレスプラットフォームやリアルタイムデータ伝送技術、自動車アプリケーションなどが実装される予定だという。
これによって世界中のドライバーや同乗者が体験したことの再現性を向上させることが可能になるという。音声や動画、安全性、自動運転、さらにはビークル・ツー・クラウド通信などもテスト可能になり、アウディをはじめとするVWグループがテストコースとネットワークを利用することができるそう。
同日の説明会には北米事情に詳しいモータージャーナリストの桃田健史氏も出席していたが、桃田氏によればベライゾンは日本ではほとんど知名度がないが、北米ではすでにナンバーワン通信事業者として認知されているという。
今回、KDDIとの協業を発表したことで日本での事業拡大を積極的に行っていく方針のベライゾン。どのような形で日本の自動車産業とかかわっていくのか、ベライゾンの今後に注目したい。
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