さてさて、世の論調はBEVの失速論がすっかり主流になり、勢いのあまり「BEVはオワコン」とさえ主張する人がいる。
しかし本連載で何度も言ってきたとおり、これも間違いである。BEVは緩やかに技術進歩しながら、30%程度まではシェアを増やしていく。あくまでも持続的イノベーションであって、ある日を境に景色が一変するような破壊的イノベーションではないことがはっきりしてきただけである。
文/池田直渡、画像/AdobeStock、矢野経済研究所、日本自動車工業会、スバル
さてさて、世の論調はBEVの失速論がすっかり主流になり、勢いのあまり「BEVはオワコン」とさえ主張する人がいる。
しかし本連載で何度も言ってきたとおり、これも間違いである。BEVは緩やかに技術進歩しながら、30%程度まではシェアを増やしていく。あくまでも持続的イノベーションであって、ある日を境に景色が一変するような破壊的イノベーションではないことがはっきりしてきただけである。
文/池田直渡、画像/AdobeStock、矢野経済研究所、日本自動車工業会、スバル
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コメント
コメントの使い方そうなると「トヨタアライアンス」vs「日産、ホンダアライアンス」の構図が見えてくることになるのでしょうね。
しかも「日産、ホンダ」の方は自社の既存技術や各々の提携先であるルノー、GMがいることを考えると「トヨタアライアンス」よりBEVにウエイトを振った開発をするのだろうか…
何れにせよとても面白い傾向になりそう。
「ロータリーの雑食性」は実際にはメリットにはなりえないでしょう。世界中にレシプロエンジンが普及しているのだから、合成燃料や水素もレシプロエンジンで問題なく使えるように調整されるとみるのがどう考えても合理的です。
それと、水素に関しては、マツダの人見氏が水素燃焼エンジンは冷える面積が大きいいロータリーよりスモールボアにできるレシプロのほうが有利だと認めているのですが。
この記事内容が正しければ、BEV傾倒が早期に暗礁に乗り上げたことは、マツダとスバルにとってこそ有難かった、存命に繋がったということになります
欧州のEVシフトは、アナリストはトヨタ潰し目的だったと言うものの、そもそも全方位戦略トヨタは潰せっこない。けれどマツダスバルスズキは危うかった
それを防げたのは僥倖で、それらメーカー好きはもっと欧州の独り善がりに危機感と反感を持つべき、ということになりますね
説得力のある記事で興味深かったのですが「ロータリーユニットがトヨタにとって魅力的」という部分は「仮に」の話から急に発展して突飛というか、浮いている気がします。