新しい1年も始まり、クルマもピカピカにしたい。でも時間がなくてなかなか難しいんだよね、という人も多いはず。そんな人にピッタリなのがKeePerの名前でおなじみのコーティング。
しかも2時間もあればツヤツヤのクルマになって愛車が戻ってくるというではないか。そんなオイシイ話があるのか疑いつつも、ベストカーWeb編集部が体験してきました。
文:ベストカーWeb編集部/写真:塩川雅人
■時間がないけどキレイなクルマで過ごしたい
年末も押し迫ってきた12月15日。忙しいし、なかなかクルマも洗えないし、なんて思っているのは編集部シオカワだけじゃなかったはず。
特に担当の実家が使っているエルグランドは汚れの目立つブラック。手洗い洗車が好きなシオカワも軽く2時間は費やしてしまう。
そこでパッと目に入ったのが「KeePer」の文字。「KeePer」といえばあのスーパーGTでチャンピオンをとった「KeePer TOMS」の「KeePer」だったりする。さっそく電話でKeePer LABO世田谷店に電話してみた。
さっそく18時からの予約を取ってみた。今回施行をしてくれたのは宇井さん。お試しのつもりなのでお願いしたのはもっともお手軽な「クリスタルキーパー」。エルグランドのような巨体でも2万円ほどで1年間はつるピカになるという。
とはいっても鉄粉がついているから5000円アップとか、経年車だから1万円アップとか、今回のエルグランドの「スクラッチシールド」のような特殊塗装だから追加料金、みたいな後出しじゃんけんがあるんじゃないの? なんて業界歴も伸びてきた編集担当は疑る。
「KeePerは完全なシステム制です。なので決まった金額で安心して施行を受けていただけますよ」と宇井さん。それなら安心だ。けど肝心なのは洗車とコーティングの腕前。洗車マニアの私、しっかり見させていただきます。
■マニュアル化された動きがかっけー!!
まずは洗車から。ここで登場するのが「WING Ⅱ」というハイテクマシーン。なんと自動で泡をだしたり、水洗いしたりしてくれる。クルマをセンシングしているから実はめちゃくちゃ効率的。
実際の洗浄はモフモフのムートンスポンジで宇井さんが洗ってくれる。動きは直線的にタテとヨコを繰り返す。円を描くと傷が目立つこともあり、この洗車方法がお手本なのだ。
シャンプーの後は脱脂をしていく。こちらもタテとヨコでスムーズに洗車が進みます。最後に「WING II」が車体を丸々洗い流して最初の工程は終了。ここまで20分ほど。早い。
お次は水気を拭き取りコーティング層を塗り込む。これで徐々にツヤが出ていくのだ。この塗り方にも非常に丁寧な作業が必要になる。塗り方も洗車と同じく直線的に塗っていく。
そして仕上げにも近い塗装面にレジンの層を重ねていく工程。塗装面の目に見えないレベルの凹凸にレジンがしっかり入り込み、塗装がツルッと見えるのだ。
「経年車のお客さんも多くこのコースを選びます。もちろん研磨の工程がないので、すべての傷が消えることはないのですが、レジン層のおかげでツヤが甦ります」と宇井さん。
塗り上げていく姿を見るだけでかなりピカピカしてきた。この工程は水気を嫌うようだが、ものすごく迅速なウエス捌きが光る。気になったのがウエスの色。4色もあるのだ。
「ウエスにはそれぞれで役割がわかれています。ピンクが水の拭き取り、紺色がレジン層の拭き取り、緑は万能クロスで、白がコーティング用です」と宇井さんが教えてくれた。
担当はたぶん頭が混乱してどれを使うか迷ってしまうタイプだが、すべてのKeePerの施行担当者は頭に叩き込まれているそうだ。
気がつけばクルマの輝きが深みが増してきた。これはなんだかツヤツヤでいいぞ!! 最後に白いボードで宇井さんが車体を見ている。
「これは拭きのこしがないか確認する工程です。やはり拭きのこしがあるとよくないですからね。最後まで気を抜くことはしません」。
感心していたら「完成です」とのひと言。もう終わったのか!! と思ってみたらもうツヤッツヤなクルマ。所要時間たったの60分だ。
このコーティングはすべてのクルマの塗色に対応しているそうだ。意地悪に少し古いクルマのラッカー塗料にも対応しているかと聞いてみた。
「もちろんですっ!!」
キッパリ答えてくれた宇井さんの表情がまぶしかった。年始はなにかとキレイサッパリしたい時期ですよね。KeePerのコーティング、絶対にオススメです。
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