最近のクルマはメンテナンスフリー化が進んでいる。新車から5年くらいは、エンジンオイルとオイルフィルター、ワイパーブレードくらいを交換する程度で乗り続けられる、そうイメージしている人も多いのではないだろうか。
しかし実際には3年後の最初の車検時、そして2年ごと車検時にはバッテリーを交換するオーナーも少なくない。
それはディーラーや整備工場から「バッテリーが弱っているから交換が必要です」と言われて、仕方なく交換してもらうケースが多いようだ。
なぜなら、現代のクルマたちは純エンジン車であっても、電装品の数や役割が膨大な数に上る。エンジンの制御はもちろんのこと、運転支援システムや安全装備、快適装備は電子制御のオンパレードだ。そんな電装品の要であるバッテリーは、1年で10%前後能力が低下していくと言われている。
そんなバッテリー事情ですが、せめて、このバッテリーはもう使えない、充電すればまだ使える……という判断を自分でしたくはありませんか? そしてバッテリーの寿命を延ばすにはどうすればいいのか? モータージャーナリストの高根英幸氏が解説する。
文/高根英幸
写真/大自工業、Adobe Stock(トビラ写真/image360@Adobe Stock)
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コメント
コメントの使い方セレナC26前期型を乗り続けて12年目、当時トレンドになりだしたアイドリングストップ機能の使用に違和感があり、またコストを判断した時にアイドリングストップは使わずに、長持ちさせた方が得策だと考えて、アイドリングストップ車対応の充電器を購入、年2〜3回の定期充電をしたところ11年目の車検まで何の問題もなく使用できました。