パナソニックの新型ストラーダ発表!! 「あの機能」が遂に搭載された!?

■まさにヌルサク感覚! ナビの基本性能も大きく進化!

操作が簡単なうえにレスポンスも向上し、スムーズな操作感が味わえる
操作が簡単なうえにレスポンスも向上し、スムーズな操作感が味わえる

 今回のプラットフォーム刷新は単純に地図描写だけなく、ルート探索の圧倒的な時間短縮や地図操作のスムーズさ、さらに全体のレスポンス向上に寄与している。

 特に、新採用の「ダイレクトレスポンスII」により、2Dと3Dの地図画面の切り替えも2本の指で地図上を上下にスーッと動かすだけでシームレスに切り替えが可能。描画の多い3D地図でもスクロールは極めてスムーズでサクサク動く。

 また傾きだけなく、円弧を描くようにドラッグすると自車位置中心に地図を回転できる機能も搭載する。

 これまでも「スマホ感覚」と言われてきたカーナビのUIに関しても圧倒的な進化を遂げており、まさに昨今の高性能スマホで言われる「ヌルサク」的な操作感覚を味わうことができる。

 また自車位置精度に関しても新たな「ストラーダロケーションシステム」により従来1秒間に4回から10回に測位を高めている。これにより、立体駐車場での位置ずれの改善や高低差の大きい陸橋などでもしっかりと自車位置を表示できるという。

 ルート探索に関しても従来モデルが1ルートを探索する同様の時間で5ルートを一気に探索できるほど高速化を達成している。

■Wi-Fi接続機能を遂に搭載!

ついに待望のWi-Fi機能を搭載。10V型と9V型モデルではこれを活用した「ボイスサーチ」にも対応
ついに待望のWi-Fi機能を搭載。10V型と9V型モデルではこれを活用した「ボイスサーチ」にも対応

 そして注目は今回、ついに「Wi-Fi機能」が搭載されたことだ。これは手持ちのスマホやモバイルWi-Fiルーターを接続することで音楽CDのアルバムタイトルや楽曲データが簡単に取得できる。

 いわゆるスマホ連携機能のひとつだが、前述した配信動画コンテンツを楽しむためにもインターネットへの接続はこれからの時代のマスト機能。ゆえに、今回の搭載は大きな進化と言える。

 さらに10V型と9V型モデルにはこれを活用した「ボイスサーチ」を搭載、約1700種類のジャンルとキーワードの組み合わせで目的地やジャンルによる検索、さらに検索結果をルートへの反映、またハンズフリー通話も音声で行うことができる。

 これに関してもまだスタート段階なので、行える事は少ないが、今後もレベルアップするとのことだ。

■エンタメ性能も磨き上げた

AV機能に関してもパワーアップ。10V型モデルには高音質オペアンプやフィルムコンデンサなども搭載し、より良い音でエンタメが楽しめる
AV機能に関してもパワーアップ。10V型モデルには高音質オペアンプやフィルムコンデンサなども搭載し、より良い音でエンタメが楽しめる

 AV機能に関しても10V型モデルには高音質オペアンプやフィルムコンデンサ、さらに高速演算DSPの搭載、また元々音作りに関してはミキサーズ・ラボ監修の「音の匠」をさらにレベルアップ。

 ドアマウントされたスピーカーの位置より音場を持ち上げることで拡がり感のある心地良い環境に仕上げる「極サラウンド」も搭載。もちろんハイレゾ音源の対応、また最上位モデルが持つブルーレイディスクの再生機能も継続して搭載される。

■もはや単なるエントリーモデルではない7V型にも大注目!

7V型も単なるエントリーモデルではない。ニーズに合わせてどれを選んでも満足できるクオリティに仕上がっている
7V型も単なるエントリーモデルではない。ニーズに合わせてどれを選んでも満足できるクオリティに仕上がっている

 今回のモデルに関して、価格はすべてオープン、ラインアップと共に店頭予想価格に関しては

1)ブルーレイディスクの再生が可能な最上位モデルで有機ELパネル&HD解像度を採用する「CN-F1X10BHD」が22万円前後。

2)同じく有機ELパネル&HD解像度を採用する10V型でDVDドライブを持つ「CN-F1X10HD」が20万円前後。

3)高精細9V型HD液晶パネルを持つフローティング構造の「CN-F1D9HD」が14万円前後。

4)7V型HD液晶を持つ200mmワイドの「CN-HA01WD」と「CN-HE01WD」が8万円前後。

5)同じく7V型HD液晶を持つ幅180mmの「CN-HA01D」と「CN-HE01D」が7万円前後。

 1~3が12月上旬、4と5は12月中旬からの発売を予定している。

 最上位モデルの「CN-F1X10BHD」が魅力的であることは言うまでもないが、今回エントリーに位置する7V型モデルにまで「HD美次元マップ」や「Wi-Fi接続」を標準化した点はコスパの面でもかなりインパクトがある。

 カーナビ自体はまだまだ進化を続けていくだろうが、特に今回の新モデルは圧倒的に完成度が高い。ユーザーのニーズに対し、どのモデルでも満足感が得られるのが新型ストラーダ一番のポイントだろう。

【画像ギャラリー】パナソニックから2021年版新型ストラーダがWi-Fi機能を搭載して登場!!(7枚)画像ギャラリー

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