【気になる油膜や虫汚れ…】クリアな視界を確保するガラスクリーナーの選び方とは??

 フロントガラスなどの車のガラスは、綺麗にしていたつもりでも、いつの間にか、油膜やほこり、小さな虫などが付着し、汚れてしまっているもの。しかし、安全に車を運転するためには、常にきれいにしておく必要があります。

 そこで今回は「ガラスクリーナーの選び方」を、元自動車ディーラー営業マンの筆者がお教えします。

文:佐々木亘
写真:Adobe Stock


クルマのガラスは何で汚れるのか?

 クルマのガラスが汚れる原因は、いろいろあります。

【1】ガラス外側の油膜
【2】車室内の汚れによる、ガラス内側の曇り
【3】虫や土埃、泥はねによる汚れ

 このように、ひと口に「ガラスの汚れ」と言っても、その要因はさまざまであり、その汚れに適したクリーナーを使わなければ、キレイに汚れを取ることは難しいです。

【1】ギラつきの原因、油膜対策にはこれを!

さまざまな汚れが付着する車のガラス。ボディと異なり、視界も左右するため、汚れに合ったガラスクリーナー選びが欠かせない!

 雨天時や夜間の走行中、対向車のヘッドライトの明かりが乱反射して見えにくくなった経験はありませんか? これは、ガラス外側に付着した油膜が原因。

 車の外側のガラスには、意外にも油分が付着しやすいもの。

 排気ガスやアスファルトに含まれている油分やワックス・ボディコートなどが劣化して流れ出た油分、また、空気中にも微量ながら油分が存在し、少しずつ降り積もっていくことで、ガラス面に油膜が発生します。

 飲食店の換気扇から出てくる動物性の油分も油膜の原因となります。

 油膜のひどいフロントガラスでは、雨をワイパーで綺麗に拭くこともできなくなり、雨天時の走行は非常に危険。このような状態のガラスには、強力な油膜取りができる塗り込みタイプのガラスクリーナーが適しています。

 洗浄液と油膜除去のためのフェルトが一体になっており、ゴシゴシこすりながら、しつこい油膜を除去することができます。

 油膜除去ができて綺麗になったガラスには、撥水コート剤を塗布することで、次の油膜が付きにくくなり、雨の日のドライブも快適です。

■PROSTAFF/ウインドウケア キイロビン

一本で油膜取り剤の塗布から除去まで簡単施工でき、握りやすいグリップが作業性を高める点も特徴

【2】曇りの原因は内側の汚れ!

 雨の日や湿度が高い日、車内と外の温度差が大きい場合などに、車のガラスが曇ることがありますが、これは、ガラスの内側に付着したチリやホコリ、タバコのヤニや皮脂など、目では見にくい汚れが原因。

 このような汚れには、ウェットシートタイプのガラスクリーナーを使用しましょう。

 車内でスプレータイプのガラスクリーナーを使用すると、飛び散りや垂れることがあり、上手く清掃ができません。

 しかし、ウェットシートタイプのクリーナーには、あらかじめ洗浄成分と曇り止め成分が含まれており、洗浄液の飛び散りを気にすることなく、簡単に汚れの除去と曇り止めを行うことが可能。

 肌に触れても害の少ない中性タイプのものが多く、ガラス以外にもダッシュボードやハンドル、ナビやメーター周辺など電子機器にも安心して使用することができます。

■クリンビュー/くもり止めシート ウェットタイプ

ガラス内側への事前施工で曇り止めをすることができ、曇った状態の窓でも、拭き取ることで一発曇り止めができる万能なウェットシートタイプクリーナー

【3】取りにくい虫汚れには専用クリーナーを!

 特に夏の時期、高速道路を走行すると、小さな虫による汚れに悩まされることも!

 こうした虫が付着した汚れは、水洗いだけでは落とすことができず、タオルで一つ一つ削ぎ落す必要があり、掃除が非常に面倒。しかも、ワイパーを動かすと汚れが伸びてしまい、さらに面倒なことにもあります。

 虫や鳥の糞などのしつこい汚れを落とすには、スプレータイプの専用クリーナーが便利。通常のクリーナーでは落ちない虫汚れを溶かし、取れやすくしてくれます。車のボディにも使用できるものが多いです。

 洗車機に入れる前にフロントガラスにクリーナーを塗布して、虫を溶かしておけば、しつこい虫汚れが洗車機だけでも簡単に落ちてくれます。

■KURE/プロクリーン虫とりクリーナー

虫と鳥のフン取り用に専用開発されたクリーナーで、ガラスはもちろん、ボディやバンパー、ナンバープレートなど材質を選ばず使える

◆  ◆  ◆

 ガラスクリーナーも汚れや用途に合わせて、様々なものが商品展開されています。得意な汚れが決まっており、汚れに合わせて選ぶことが重要です。

 使いやすく、効果の高いガラスクリーナーで、スッキリとした視界を確保し、安全なドライブを楽しみましょう!

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