1位:初代ソアラ(1981~1986年)
2.8L、ツインカムの直列6気筒の170馬力エンジンを積み、直線基調のデザインは清潔感&金持ち感満点。速さとカッコよさを兼ね備えたデートカーの頂点!
当時ソアラは「女子大生ホイホイ」と言われたが、実際ソアラに乗っていると、知り合いの女子大生が「乗せて乗せて~!」と群がってきました。本当の話です。
何を隠そう、不肖ワタクシの父はソアラを3代にわたって乗り継いでおりましたので、たまにソレを借り、いい思いをさせていただいたのです。赤面。
2位:2代目プレリュード(1982~1987年)
低くスタイリッシュなクーペフォルムに、大人気のリトラクタブルヘッドライト。エンジンは1.8L、SOHCの125馬力とおとなしめだが(後に2.0Siが追加)、200万円前後のお手頃価格が超魅力的だった。パワーの低さはホンダ得意の「四輪ダブルウィッシュボーンサスペンション」が脳内で帳消しにしてくれた。
2代目プレリュードは、とにかくデザインが女性にも大人気で、デートカーという単語が生まれるきっかけになった。
3位:S110系シルビア/ガゼール(1979~1983年)
バイオレットのシャーシに、アメリカンでパッと見カッコいいボディを載せた、超お手軽なスポーティカー。これぞ元祖スペシャルティカーと言ってもいいのではないでしょうか? 1984年時点ではS12系に切り替わっていたが、デザインが不評だったため、こっちのほうが人気があった。
ちなみに、不肖ワタクシはこのシルビアの兄弟車、ガゼールを親に買ってもらいまして、ソレで青春を燃焼させておりました。大赤面。
こうして書き出すと、車種は意外なほど少ないが、とにかくスポーティであればデートカーとしてオッケーだったので、AE86レビン/トレノや、セリカXX(2代目)、歴代フェアレディZ、あるいはスカイライン2ドアハードトップなど、すべてデートカーとしての条件を満たしておりました。
その後、1985年に流面形セリカ、1988年にはプレリュードと並ぶデートカーの雄、S13シルビアが登場し、最終的には1989年のスカイラインGT-R、そして1990年のNSXで頂点を極めることになる。
GT-RとNSXは本物のスポーツカーだったが、その人気は完全にアイドル並みで、学生街を走っているとほぼ全員が振り返り、走って追いかけてくる者までいた。そんなクルマでデートできれば「死んでもいい!」って感じだったわけです。
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