これまで日本にはたくさんのクルマが生まれては消えていった。そのなかには、「珍車」などと呼ばれ、現代でも面白おかしく語られているモデルもある。しかし、それらのクルマが試金石となったことで、数々の名車が生まれたと言っても過言ではない。
当連載では、これら「珍車」と呼ばれた伝説のクルマや技術などをピックアップし、その特徴を解説しつつ、日本の自動車文化を豊かにしてくれたことへの感謝と「愛」を語っていく。今回は、小さなボディに高級車のすべてを詰め込んだスモールセダン、プログレを取り上げる。
文/フォッケウルフ、写真/トヨタ
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コメント
コメントの使い方当時は高級車=大型だったのでしょう。若い頃、日産の人に小型の高級車を作ってみたらと提言したら、そんなものは売れないと一蹴されました
プログレを一言でいえば、不思議な顔つき、ということ。
世界中探してもこんなクルマの顔は無い。それが個性で好いと言う人も多い。
クラスレスの小さな高級車。和製バンデンプラスプリンセス。
最上グレードNC300ウォルナットパッケージは2005年当時500万円ぐらいでした。
直6エンジンの乗り心地。こだわりぬいた内装。サイズを感じさせない広々とした室内。
本当にこんな贅沢なクルマあのトヨタがよく作ったなと思います。
これに匹敵する車に出会えないので、今も乗っています。(16万km超)