【これで解決!? 余計に混乱!???】紛らわしすぎる!! 同じ機能なのに名称が違う安全装備


車線逸脱防止システム

車線をカメラで認識し、車線を逸脱しそうになると警告音で知らせるだけのタイプと、ステアリングをアシストしてくれるもがある

 車線逸脱防止システムも一般に認知されてきてて、ACCと併用することで高速道路を走行中の疲労軽減に大きく貢献している。

 この安全技術を世界で初めて商品化したのは日産で、2001年にデビューした4代目シーマだった。シーマに搭載されたものはレーンキープサポートシステムという名称で、CCDカメラで車線を認識し、ステアリングアクチュエータで操舵支援するというものだった。

 現在の車線逸脱防止システムも基本的には原理は同じだが、シーマが搭載した当時に比べると使える範囲が広くなり、精度も格段に進化している。

 今や軽自動車にまで装着されているのは当たり前だし、サポカーの項目にもなっているほど重要視されている。

 これまた国産メーカーがそれぞれ違う名称で自らの技術をアピールしている。

ACCと車線逸脱防止システムを併用することで安心・安全に高速道路を走行することができる。

■トヨタ&レクサス:LTA(レーントレーシングアシスト)
■日産:インテリジェントLI+LDI(車線逸脱警報)
■ホンダ:LKAS(車線維持支援システム)
■マツダ:LAS(レーンキープアシストシステム)
■スバル:特に名称なし(ステアリング制御:白線認識/先行者認識)
■三菱:LKA(レーンキープアシスト)
■スズキ:特に名称なし(車線逸脱防止機能)
■ダイハツ:LKC(レーンキープコントロール)

 特に名称がないのがスバル、スズキで、そのほかはこれまた独自の名称が使われている。

 ただ、略称の組み合わせなどがバラバラの横滑り防止装置と違って独自の名称のすべて頭にレーンを示すLが使われているのがポイント。そのあたりをヒントに覚えておこう。

まとめ

 横滑り防止装置をはじめ、安全装備は規格ありきで開発されたのではなく、それぞれのメーカーが独自に開発を進め、それぞれが商標登録したから名称がバラバラなのだ。

 どこのメーカーが開発してもターボ、4WDといった統一された名称がないのはそんな理由がある。

 今後もさらにいろいろな安全装備が登場、進化していくが、これまでどおり自動車メーカーがそれぞれ独自に名称を付けてアピールする、というスタンスは変わらないだろう。

 アルファベットの略語というだけで面倒と思わず、これもクルマの進化として覚えていくしかない。

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