【4WDはどのタイヤにチェーンを付ける?】安心・安全の冬ドライブ術


スタッドレスタイヤの寿命

 スタッドレスタイヤは安いものではないだけに、なるべく長く使いたいものである。しかし劣化により雪道での使用に耐える性能に達していないものを使うのも危険だ。

 スタッドレスタイヤの使用限界の判断には大きく2つの要素がある。

 1つ目は残りミゾだ。

 スタッドレスタイヤはサマータイヤにもありタイヤの側面に見える△マークの延長線上に配されるスリップサインに加え、スタッドレスタイヤとしての残りミゾの使用限界を示すプラットホーム(位置はタイヤの側面の四か所にある↑マークの延長線上)もある。

スタッドレスタイヤは使用して雪が溝に詰まった状態ではコンディションをチェックすることが難しいため、チェックはドライ時にやっておこう

 プラットホームの残りミゾがなくなってしまったら、スタッドレスタイヤとしては性能が低下しており、雪道では使用できない。

 なおプラットホームの残りミゾがなくなってしまっても、スリップサインが出るまではサマータイヤに対しドライ路面での性能低下やウェット性能が劣るなどの弱点はあるが、若干注意しながらサマータイヤとして使うことは可能だ。

黄色のラインで囲ったものがプラットフォームサイン。ツライチになると50%摩耗のサインで、スタッドレスの性能を発揮できないので雪道での使用はできない

 2つ目はタイヤ側面に表記される製造年と製造週(3019なら「2019年の30週目に製造」を意味する)からわかる、使用期間による劣化だ。

 具体的には雪道での性能向上だけでなく寿命の延長にも大きく寄与する発泡ゴムを使ったスタッドレスタイヤと、使っていないスタッドレスタイヤで大きく異なる。

4ケタの数字がタイヤの製造年月を示している。下2ケタの14が年、上2ケタの50が週を意味し、このタイヤは2014年の50周目(12月)製造とかなり古いことになる

 前者なら5年、後者なら3年といったところなので、自分が使っているスタッドレスタイヤがどんなものか忘れているなら確認が必要だ。

 いずれにしてもプラットホームまでの残りミゾと使用期間のいずれかでも満たしてないとスタッドレスタイヤとしての賞味期限は過ぎていることになる。

 スタッドレスタイヤは冬場の安全に大きく影響するものだけに、その場合には早急な交換が必要だ。

スタッドレスタイヤの性能は驚くほど進化していて、ドライ路面とそん色ないドライビングが可能だが、くれぐれもオーバースピードには気を付けて!!

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