【ヤリスGR-4、WRX、NISMO…】今買っておくべき 走って楽しいクルマ5選

軽でカッ飛びたいならアルトワークス!

2014年12月に発売されたアルトワークス。2018年12月の一部改良では、基準車とともに自動ブレーキを、単眼カメラとレーザーレーダーを用いた「デュアルセンサーブレーキサポート」へ昇格させるなど改良(MT車とバンは除く) 。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1500mm。車重は670kg。エンジンは658㏄、直3ターボで64ps/10.2kgmを発生する
2014年12月に発売されたアルトワークス。2018年12月の一部改良では、基準車とともに自動ブレーキを、単眼カメラとレーザーレーダーを用いた「デュアルセンサーブレーキサポート」へ昇格させるなど改良(MT車とバンは除く) 。ボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1500mm。車重は670kg。エンジンは658㏄、直3ターボで64ps/10.2kgmを発生する

 軽自動車ながら侮れないのがアルトワークスだ。すでに発売から5年あまり、次期アルトの噂も出てくる頃だが、次期アルトにラインナップが危惧されるのがアルトワークスだ。

 アルトワークスより先に出たアルトターボRSは2018年12月に消滅しているだけに、アルトワークスをいま買っておいた方がよさそうだと判断してリストアップした。

 2015年12月に発売されたアルトワークスは、2ペダルの5速AGSのみの設定だったターボRSだったが、3ペダルの5速MTが設定された(AGS仕様も設定される)。

7000rpmから始まるレッドゾーンや専用のレカロシートがスポーツムード満点
7000rpmから始まるレッドゾーンや専用のレカロシートがスポーツムード満点

 レカロシートや専用チューニングのサスペンションなどでターボRSよりスポーティな走りを楽しめるようになっている。

 特に5速MTはショートストロークでダイレクトなシフトフィーリングを目指したと開発陣は胸を張る。ギア比もターボRSの5速AGSとは異なり、1〜4速を全体的にややハイギアードとしながらクロスレシオ化してスポーティな走りに対応。

 直3、658㏄エンジンは最高出力64㎰とターボRSと同じながら、 冷却性能の向上により最大トルクを0.2㎏m高めた10.2㎏mとするとともに、アクセルレスポンスを10%向上させている点にも注目したい。

 前後サスペンションはロールスピードを抑え、ダンピングを向上させたワークス専用チューニング。電動パワステの制御マップをワークス専用にチューニングしてよりダイレクトな操舵フールを実現。

 また、ホイールはENKEI製専用デザインで、リム径を拡大することでタイヤの接地面積をより有効に活かせるようにしている。

 価格は5速MTが153万7800円、5速AGSが157万6300円。軽でカッ飛びたいならこのアルトワークスがおススメだ。

最後は中古のWRX STI!

もう新車で買うことができないWRX STI
もう新車で買うことができないWRX STI

 さて最後の1台として何を選ぼうかと、MTのコペンGRやC-HR GR、ロードスターS、S660、スカイライン400Rにしようかと散々迷ったが、悔やんでも悔やみきれない1台があったのに気が付いた。そう、EJ20を搭載する最後のWRX STIである。

 スバルの名機EJ20型エンジンの生産終了を記念した最終限定車「スバルWRX STI EJ20 ファイナルエディション」は555台のみの抽選販売だったが、最終的な応募総数は、なんと約1万3000件、倍率にすると、23.4倍にも上り、すでに販売終了。

 そしてカタログモデルのWRX STIも2019年12月23日18時をもって、名機EJ20を搭載したスバルWRX-STIの注文受け付けが終了したのはご存じのとおり。

 もはやこれまでか! とあきらめるのはまだ早い。中古車購入サイトで探したところ、さすがにEJ20ファイナルエディションはまだないが、全国で6台の登録済み、もしくは未登録の、5~50kmしか走っていないカタログモデルのWRX STIのいわゆる新古車がすでに流通していたのだ。

 2019年式のタイプSで走行5~50kmで、車両本体価格は393万~426.8万円。厳密には新車ではないが、同程度のクルマを買いたいなら最後はこれしかありません。あきらめきれない人はどうぞ!

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