レクサスNX/2014年7月発売
■中古車平均価格: 約368万円 ↓3ヵ月で約12万円の値落ち
続いてはレクサスNX。レクサス初のコンパクトクロスオーバーSUVとして2014年7月にデビューしたが、全長が約4.6mもあり、UXが追加されたことからミドルサイズSUVのカテゴリーに分類される。
グレード構成は2L、直列4気筒ターボ+6速ATを搭載するNX200t(2017年のマイナーチェンジでNX300に変更)、そして2.5L、直4ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載するNX300hの2種類。
そしてそれぞれに装備の異なるスタンダード、Iパッケージ、バージョンL、Fスポーツの4タイプがそれぞれ設定されている。
2017年9月にマイナーチェンジを行い、内外装の変更をはじめ、インテリアのカラーディスプレイを10.3インチに拡大。
また、走行性能ではサスペンションのチューニングを行い、操縦安定性と乗り心地を向上させている。
また予防安全パッケージ「レクサスセーフティセンスプラス」を全車に標準装備とするなど走行性能、安全性能、快適性能という全方位でブラッシュアップさせている。
2014年7月に登場したレクサスNXの中古車の流通台数は約800台と非常に豊富で、現行型レクサスSUVの中で最も多い流通台数となっている。
中古車の平均走行距離は約3.1万km付近で横這いとなっているものの、平均価格は3カ月前の約378万円から現在は約366万円へと約12万円の値落ちとなっている。
現在の中古車の価格帯は約210万~約675万円となっていて、走行距離は延びているものの200万円台の中古車は約126台も流通している。
中古車のグレード構成は前期型の200t Fスポーツが最も多く約132台。続いて、200t Iパッケージと2Lターボ車が続き第3位に300h Fスポーツとハイブリッド車がランクイン。RXとはグレード構成が大きく異なるのが特徴だ。
さらに、予算を200万円台に絞ると、最も多いのが200t Iパッケージ、そして300hバージョンL、300h iパッケージと様相が一変。レクサスNXの中古車は搭載されているパワートレインよりもスポーティなFスポーツ外しが、お買い得車を見つけるコツといえる。
レクサスUX/2018年11月発売
■中古車平均価格:約450万円 ↓3ヵ月で36万円の値落ち
最後は2018年11月に登場したレクサスSUVで最もフレッシュなレクサスUXだ。C-HRベースとは思えないしなやかな走りが特徴で、ヒットモデルとなっているUX。
グレード構成は2L直列4気筒ガソリンエンジン+CVTを搭載するUX200と2Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載するUX250hの2種類。
それぞれに装備の異なるスタンダード、バージョンC、Fスポーツ、バージョンLという4種類の仕様を用意している。
まだ、販売開始されてから約1年3ヵ月しか経過していないが、早くも中古車市場には約70台の中古車が流通している。
年明けから中古車が増え始めて、3ヵ月前の倍近くまで増えたのが特徴だ。それに伴い中古車の平均走行距離得も約5000kmから約8000kmまで延び、平均価格も3ヵ月前の約486万円から約450万円まで下がっている。
中古車のグレード構成はハイブリッド車の250h Fスポーツが最も多く、次いでガソリン車の200 Fスポーツとスポーティグレードが上位を占め、第3位が200バージョンLとなる。
現在の中古車の価格帯は約374万~約660万円となっており、価格の安い中古車でも走行距離は少なめで、グレードはガソリン車、ハイブリッド車問わずバージョンCが多い。
同じレクサスのSUVでもRXは豪華仕様のバージョンLが人気でNXやUXはスポーティなFスポーツが人気とモデルによって人気グレードがハッキリと分かれている。
UXはまだ新しいモデルなのでバリュー感は高くないが、NXやRXの初期モデルはかなりコストパフォーマンスが高くなっている。
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