ハッタリの効く50万円以下の激安外車が欲しい! 日本人が大好きなVWベンツBMWのドイツ御三家から探す!

ハッタリの効く50万円以下の激安外車が欲しい! 日本人が大好きなVWベンツBMWのドイツ御三家から探す!

 軽の新車の値段が200万円オーバーする時代、予算があまりないけど、外車に乗ってみたいという人のために、ドイツ御三家の50万円以下の中古車を調べてみました!

文/ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部

【画像ギャラリー】2010年代なら50万円以下で選り取り見取りで探せるドイツ御三家の中古車を見る!(12枚)画像ギャラリー

50万円以下の中古VWはよりどりみどり状態

50万円以下はゴルフ6の流通台数が多い
50万円以下はゴルフ6の流通台数が多い

 もともとVWの新車は200万円台スタートが多いだけに中古車になると50万円以下のクルマは多いハズ。ということで、大手中古車検索サイトで探してみると予想通り、VWの50万円以下の中古車は800台以上もあった。

 VWのコンパクトカー、up!(2012年~)、ポロ(2010年~)は20万円台からあり、2010年代のVWの中古車としては、ゴルフ4(1998年~)、ゴルフ5(2004年~)、ゴルフ6(2009年~)、ニュービートル(1999年~)、ザ・ビートル(2012年~)のほか、ゴルフトゥーラン、シャラン、シロッコなどが車種も豊富だった。

 普通に乗りたいのであれば、30万円前後から買えるゴルフ6(2009年~)の装備が充実しているTSIハイラインもしくはTSIコンフォートラインがお勧め。ゴルフ7はないのかと思い探したが、50万円以下はなく、最低価格は2013年式6.3万kmが80万円だった。

 まずは色物系としてピックアップしたのは2011~2012年式のゴルフカブリオ(ゴルフ4顔)。6.9万kmが25万円、8.4万kmが38万円。ゴルフ4は全体に純亜鉛メッキを施され、高張力鋼板を多用しレーザー溶接で接合したので飛躍的にボディ強度や安全性が高まったので安くてもしっかりしているのでお勧めだ。でもこのカブリオレは見た目はゴルフ4だが、中身はゴルフ3……。

1.8Lターボを搭載するポロGTI
1.8Lターボを搭載するポロGTI

 VWのスポーツモデルに乗っておきたいというのであれば、GTIだろう。ポロGTI(1.8Lターボ)は2005~2006年式が30万円前後から、角目の異形ヘッドライトとなった2012年以降のポロGTIは1.4Lツインチャージャーが50万円~、2015年2月以降の1.8Lターボモデルは110万円~。

ゴルフ4のGTI
ゴルフ4のGTI

 さて、やっぱり本命はゴルフGTI。さすがに50万円以下ではないだろうと思っていたが、ありました! ゴルフ4のGTIは2004年式、7万kmで28万円、ゴルフ5のGTI、2005年式15万km、35万円、ゴルフ6のGTI、2010年式、5.4万km、39.5万円といった具合。

ゴルフ6のGTIも狙える!
ゴルフ6のGTIも狙える!

 3世代のゴルフGTIが50万円以下とは感慨深い。欲しいのはどれ? と聞かれればゴルフ4のGTIか。ゴルフ5や6のGTIはボディ剛性が高すぎて鎧を着ている感じがするから。なるべく新しいのがいいという人にはゴルフ6のGTIがいいかもしれない。80万円(車両本体価格)の予算があるなら程度のいいタマが出てくるからだ。

BMWでは2012年以降のF30型3シリーズが狙い目

2012年1月に発売された先代F30型3シリーズ。ボディサイズは全長4624×全幅1800×全高1329mm。全幅は本来1811mmだが日本仕様はドアノブを改良し、日本の機械式駐車場の幅に合わせて1800mmとした。写真はラグジュアリーライン
2012年1月に発売された先代F30型3シリーズ。ボディサイズは全長4624×全幅1800×全高1329mm。全幅は本来1811mmだが日本仕様はドアノブを改良し、日本の機械式駐車場の幅に合わせて1800mmとした。写真はラグジュアリーライン

 BMWの50万円以下の中古は、F20型1シリーズ(2011年~)、E90型3シリーズ(2005年~)、F30型3シリーズ‘(2012年~)、初代X1(2010年登場)、初代Z4(2003年~)といったところ。

 このなかでお勧めなのは、F30型3シリーズ。320iラグジュアリーの流通台数が多く、車両本体価格は40万円前後が多い。さすがに走行距離は10万km以上となっている。

 80万円以上の予算があれば、5万km台や2015年後半に行われたマイナーチェンジモデル(LCI)が視野に入ってくる。

 エンジンは2Lターボのガソリンモデルのほか、2Lディーゼルターボも用意。前後50対50のFRで、8速ATが組み合わされていることもあり、走りの評価は高い。

F30型3シリーズのコクピット。E90型シリーズよりも質感が大幅に向上
F30型3シリーズのコクピット。E90型シリーズよりも質感が大幅に向上

 また先代のE90時代に比べ、インパネの質感が向上し、後席の居住性は格段に広くなった。また、このF30から壊れにくくなったと言われている。とはいえ、デビュー初年度から13年を経過していることもあるので、購入する時はしっかりメンテナンスがされてきたか、ディーラーの定期点検簿をチェックしたい。

 今でも欲しいと思っているE90型の3L、直6(NA!)はこの価格帯にはさすがになかった……。蛇足だが電気自動車のi3が80万円台で販売されているのには驚かされた。

電動ハードトップを備える335iカブリオレがいまや80万円とは……
電動ハードトップを備える335iカブリオレがいまや80万円とは……

 ただ1台、3L、直6ツインターボを搭載する335iカブリオレ(電動ハードトップ)が2007年式、11.8万kmで79.9万円で売られているのを見た時は思わずポチっとしそうになった。オープンにした時に聞こえるあの直6サウンドにシビれたからだ。

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