ミドルクラスセダンのカムリがフルモデルチェンジを受ける。
すでにジュネーブショーで発表になった新型カムリはいつ日本に導入されるか注目が集まるなか、ここに来てベストカースクープ班が最新の情報を入手。新型カムリの最新情報に迫ります。
文:ベストカー編集部
ベストカー2017年4月26日号
7月に国内デビューが決定!!
7月10日に登場する次期カムリは、現在のカローラ店専売からトヨタ店、トヨペット店、ネッツ店を含めたトヨタ全系列店の扱いとなる。
今後、マークXやSAIと統合するモデルとなることで販売網を大きく広げる。
中身も大きく変わる。
TNGAの新開発4気筒、直噴2.5L「ダイナミックフォースエンジン」を使ったハイブリッドで、これは熱効率が41%という超高効率ユニット。トランスミッションはこれも新開発のダイレクトシフト8速ATを採用する。
日本仕様はこのハイブリッドのみとなり、FFと4WDを設定する。また、歩行者検知機能を備えた衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスP」の標準装備車も設定される。
ボディサイズは全長4860×全幅1840×全高1440mm、ホイールベース2825mmで、現行モデルに比べて全高が30mmも低いのが特徴。
これはTNGAシャシーによるもので、背は低くなるが室内空間は従来以上の広さを確保している。
TNGAの新しいパワーユニットは動力性能を10%、燃費性能を20%引き上げるとされている。JC08モード燃費は現行型のもっともいいグレードで25.4km/Lだが、+20%となると30.5km/Lになる。
燃費に特化していない売れ筋のグレードでも28.0km/Lを表示することになる。アッパーミドルセダンとしては驚異的な数字だ。
デビューは7月10日で、価格はFF車で330万~400万円あたりと予想。
トヨタ新型カムリ ベストカー予想スペック
- 全長×全幅×全高:4860×1840×1440mm
- ホイールベース:2825mm
- 車両重量:1550kg
- 駆動方式:前輪駆動(FF)
- ステアリング位置:右
- 乗車定員:5名
- エンジン種類:直列4気筒2.5L+モーター
- エンジン最高出力:180ps・25.0kgm
- モーター最高出力150ps・28.0kgm
- トランスミッション:8速AT
- 燃費:28.0km/L〜30.5km/L[JC08モード燃費]
- 予想価格:330万円〜400万円
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